未経験でも不動産業界に転職できる!2026年版・仕事内容・年収・必要スキルまとめ

サマリー

不動産業界は慢性的な人材不足により、未経験者でも転職しやすい業界

20代はポテンシャル採用、30代は営業経験などがあれば転職可能

未経験者の初年度年収は400万円以上が目安、成果次第で1,000万円超えも可能

入社時に資格は必須ではないが、宅建取得でキャリアアップが期待できる

賃貸仲介や営業アシスタントは未経験者が始めやすい職種


不動産業界とは

不動産業界とは、土地や建物といった不動産の売買、賃貸、管理、開発などに関わるビジネスを展開する業界です。私たちの生活の基盤である「住まい」や、企業活動の拠点となる「オフィス」「商業施設」などを扱うため、景気に左右されにくく、安定した需要がある業界として知られています。

2026年現在、不動産業界は慢性的な人材不足が続いており、未経験者でも転職のチャンスが多い状況にあります。特に若年層の採用に積極的な企業が多く、業界経験がなくても意欲やポテンシャルを重視した採用が行われています。

不動産業界の魅力は、なんといっても「成果主義」による高い報酬水準です。努力次第で高い年収を得られる環境が整っており、営業職では年収1,000万円を超えるプレイヤーも珍しくありません。また、顧客の人生における大きな決断に寄り添う仕事であるため、やりがいや達成感を感じられる点も大きな魅力です。

🔗不動産アセットマネジメントとは?転職に必要な経験・資格から求人動向まで完全網羅


不動産業界の仕事内容・職種

不動産業界には様々な職種があり、それぞれ異なる業務内容や特徴があります。未経験から転職を検討する際は、自分に合った職種を見つけることが重要です。

売買仲介

売買仲介は、住宅やマンション、オフィスビルなどの不動産売買を仲介する仕事です。売主と買主の間に立ち、物件の紹介から契約締結、引き渡しまでをサポートします。

顧客にとって人生最大の買い物である住宅購入をサポートするため、責任は大きいですが、その分やりがいも大きい仕事です。成果報酬型の給与体系を採用している会社が多く、高い年収を目指せる職種でもあります。

賃貸仲介

賃貸仲介は、アパートやマンションなどの賃貸物件を借りたい人と貸したい人をつなぐ仕事です。物件の紹介、内見の案内、契約手続きなどが主な業務となります。

売買仲介と比較すると取引単価は低いですが、その分、成約までのスピードが早く、多くの顧客と接する機会があります。業務の流れがシンプルで、未経験者でも始めやすい職種として人気があります。

不動産管理

不動産管理は、マンションやビルなどの建物管理を行う仕事です。入居者対応、設備の維持管理、修繕計画の立案、管理組合の運営サポートなど、幅広い業務を担当します。

営業職と比較すると給与の変動は少ないですが、安定した収入を得られることがメリットです。コミュニケーション力や調整力が求められる仕事で、長期的に顧客と関係を築きたい方に向いています。

不動産開発(デベロッパー)

不動産開発は、土地を取得してマンションや商業施設などを企画・開発する仕事です。用地取得、企画立案、設計・施工の監理、販売計画の策定など、プロジェクト全体を統括します。

大規模なプロジェクトに携わることができ、街づくりに貢献できるスケールの大きい仕事です。ただし、専門知識や経験が求められるため、未経験からの転職は他の職種と比較するとハードルが高くなります。

営業アシスタント・事務職

営業アシスタントや事務職は、営業担当者のサポート業務を行う仕事です。書類作成、データ入力、顧客対応、電話応対などが主な業務となります。

特に20代や業界未経験者、女性も幅広く活躍できる職種です。不動産業界の知識を身につけながら、将来的に営業職へのキャリアチェンジを目指すこともできます。


不動産業界に必要なスキル・資格

求められるスキル

不動産業界では、以下のようなスキルが求められます。

コミュニケーション力

不動産業界の仕事のどれにも共通して求められるのが「接客・営業スキル」です。顧客の生活の基盤に関わる高額な商品を扱うため、信頼関係を構築するコミュニケーション力が不可欠です。

傾聴力

顧客のニーズを正確に把握するためには、相手の話をしっかりと聞く傾聴力が重要です。住まいに対する要望や不安を丁寧にヒアリングし、最適な提案につなげることが求められます。

提案力

顧客の要望に合った物件を紹介し、メリット・デメリットを分かりやすく説明する提案力も必要です。単に物件情報を伝えるだけでなく、顧客の立場に立った提案ができることが重要です。

基本的なPCスキル

店舗での営業や不動産事務、営業アシスタントといった業務では、一般的なパソコン操作とタイピングができることが求められます。Word、Excelを使った書類作成やプレゼン資料の作成スキルがあると歓迎されます。

おすすめの資格

宅地建物取引士(宅建)

不動産業界でもっともメジャーな国家資格です。不動産取引における重要事項の説明など、宅建士にしかできない「独占業務」があります。また、宅建士を5人に1人の割合で設置しなければならない「設置義務」があるため、資格取得者は就職・転職で有利になります。

ただし、平均的な学習時間は200〜300時間ほど必要とされており、業界未経験者がいきなり取得を目指すのはハードルが高いものです。入社後に取得すれば良いので、転職時点では必須ではありません。多くの会社では資格取得支援制度や資格手当(月2万円程度)が用意されています。

賃貸不動産経営管理士

賃貸物件の管理に関する専門資格です。宅建士と同じぐらい実用性が高いと言われており、物件管理を行う会社への就職・転職に有利です。

マンション管理士・管理業務主任者

マンション管理に関する資格で、宅建士と合わせて「三冠資格」と呼ばれています。管理業務に携わりたい方におすすめです。

ファイナンシャルプランナー(FP

住宅購入に関わる資金計画やローンの相談に対応できるため、売買仲介の営業職で役立つ資格です。


不動産業界の年収・待遇

未経験者の年収相場

不動産業界は成果主義の文化が根付いており、努力次第で高い報酬を得られる点が大きな魅力です。

未経験者の初年度年収は、概ね400万円以上が目安となっています。東京都の不動産営業で職種未経験OK・業種未経験OKの求人を見ると、初年度年収400万円以上を提示する会社が多数あります。

具体的な年収例として、入社1年目で年収524万〜540万円、入社2年目で年収684万円、入社3年目で年収840万〜1,024万円といったケースがあります。成果を出せば早い段階で年収1,000万円を超えることも可能です。

給与体系

不動産営業の給与体系は、基本給+インセンティブ(歩合給)という形が一般的です。基本給は月給25万円〜35万円程度で設定されていることが多く、これに成果に応じたインセンティブが加算されます。

インセンティブの割合は会社によって異なりますが、成果を出せば出すほど収入が増える仕組みになっています。トップセールスになると年収4,000万円以上を稼ぐ人もいます。

勤務環境

不動産業界は基本的に顧客の休日に合わせて仕事を行うため、土日が出勤となり、平日の火曜・水曜が休みになることが一般的です。この点は転職前に理解しておく必要があります。

一方で、近年は働き方改革の影響もあり、年間休日120日以上、残業削減に取り組む会社も増えています。「原則定時退社」「年休127日」「年休130日」といった条件を掲げる求人も見られるようになってきました。


未経験から不動産業界を目指すには

年代別の転職難易度

20

20代は未経験でも不動産業界への転職難易度が低い年代です。将来性やポテンシャルが重視されるため、業界経験がなくても意欲や成長意欲をアピールすることで採用される可能性が高くなります。

30

30代になると、20代よりも転職難易度が上がります。ポテンシャルよりも経験が重視される傾向があるため、前職で営業職に勤めていたなど、活かせる経験があると転職しやすくなります。コミュニケーション力や顧客対応の経験は、不動産業界でも高く評価されます。

40代・50

40代・50代での未経験転職はかなり厳しいのが現実です。基本的に不動産業界での経験が求められるため、他業界からの転職は難易度が高くなります。ただし、管理職経験や専門スキルがある場合は、それを活かせるポジションで採用される可能性もあります。

未経験者におすすめの職種

未経験から不動産業界に転職する場合、以下の職種からスタートするのがおすすめです。

賃貸仲介

業務の流れが比較的シンプルで、必要な知識も実務を通じて学びやすいため、未経験者に適した仕事です。成約までのスピードが早いため、成功体験を積み重ねやすい点もメリットです。

営業アシスタント・事務職

営業担当者のサポート業務を通じて、不動産業界の知識を身につけることができます。将来的に営業職へのキャリアチェンジを目指すステップとしても有効です。

反響営業

テレアポや飛び込み訪問がなく、問い合わせがあった顧客に対応する「反響営業」の求人も多くあります。営業未経験者でも始めやすい環境が整っています。

転職成功のポイント

  1. 自己分析を行う:前職での経験やスキルを棚卸しし、不動産業界でどう活かせるかを整理しましょう。
  2. 業界研究を行う:不動産業界の基本的な知識や、志望する会社の特徴を理解しておくことが重要です。
  3. 転職エージェントを活用する:不動産業界に精通した転職エージェントを活用することで、自分に合った求人を紹介してもらえます。
  4. 資格取得を検討する:転職前に宅建の勉強を始めておくと、面接でのアピール材料になります。

まとめ

不動産業界は、未経験者でも転職しやすい業界です。慢性的な人材不足を背景に、多くの会社が未経験者を積極的に採用しており、特に20代〜30代前半であれば転職のチャンスは十分にあります。

成果主義の環境で高い年収を目指せること、人生の大きな決断に寄り添うやりがいのある仕事であること、そして入社後にスキルや資格を身につけてキャリアアップできることが、不動産業界の大きな魅力です。

まずは賃貸仲介や営業アシスタントなど、未経験者でも始めやすい職種からスタートし、経験を積みながらステップアップを目指すのがおすすめです。

 

不動産業界に少しでもご興味をお持ちの方は、ぜひ一度、私たちにご相談ください。

あなたのこれまでの経験の中に、きっと活かせる強みが眠っています。

 

不動産、金融転職に特化したサポートをしているbloom株式会社では、これまでのご経験をどのように新しいキャリアに繋げられるのか、丁寧にご説明させていただきますので、ぜひ一度ご相談ください。

 

お問い合わせ


参考URL

未経験でも働ける!不動産業界の魅力ややりがいを徹底解説 – KOTORA JOURNAL

未経験で不動産業界に転職するには|向いてる人や役立つ資格をご紹介|マイナビエージェント

未経験から不動産業界へ転職は難しい?向いている人の特徴からおすすめの資格までご紹介 – キャリアアップステージ

不動産業界への転職!未経験20代に向けた成功の秘訣とおすすめの理由 | 住宅・不動産お仕事ナビ

不動産業界で役立つ資格は?<10選>宅建や国家資格の難易度・メリット | LEC東京リーガルマインド

不動産業界への就職に有利な資格は?使える資格を紹介 – STUDYing

不動産業界のおすすめ資格15選!収入アップ・転職・開業したい方必見 – 全日ラビー不動産コラム

不動産業界への転職に必要なことは?求められるスキルや資格を解説|女の転職type

稼げる不動産資格TOP10!経験者が考えるおすすめ資格も紹介! |宅建Jobマガジン


監修者

bloom株式会社 最高執行役社長 (COO) 小田村

慶應義塾大学を卒業後、三井不動産リアルティ株式会社に入社し、不動産仲介(リテール・法人)の第一線で実務経験を積む。

その後、トーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社に移籍。不動産ファンドのアセットマネジメント(AM)業務を専門に担当し、投資家サイドの高度な専門知識を習得する。

独立後、bloom株式会社に参画。最高執行役社長として、不動産仲介からアセットマネジメントまで、不動産業界の川上から川下までを熟知したプロフェッショナルとして事業全体を牽引している。