Firm+

次なる挑戦への一歩を。 キャリアを結実させ、 更なる高みへ。

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    Business details

    事業内容

    コンサルティングファームやDX・AIソリューション企業、PEファンド、事業再生企業でのキャリア構築や転職を専門とする、洗練されたキャリアコンサルティングサービスを提供しています。

    01 コンサル経験者の更なるキャリアアップを支援

    コンサルティングファームでの経験を活かし、自身の強みをさらに伸ばす、あるいは固定化された領域から一つ抜け出す為の別ファームへの転職をサポートします。

    会議をしている写真

    02 コンサル未経験者の可能性を開花

    コンサル事業会社の経験を活かしたキャリアアドバイザーが、コンサルティング業界へのキャリアチェンジを支援いたします。

    コンサル企業特有の面接対策など、業界に特化したナレッジを駆使し、転職者の市場価値を最大化します。

    キャリアアドバイザーが支援をしている写真

    03 ITバックグラウンドからの経営コンサルタント
    転職支援

    ITスキルを持つ人材が、AIやその他の最先端技術を駆使した経営実行力強化の分野で注目されています。

    この分野で活躍するコンサルティング企業への転職をサポートし、新たな分野での成功に向けて最適なキャリアパスを提案します。

    握手をしている写真

    Reason

    Firm+が選ばれる理由

    コンサル業界に精通したアドバイザーによる豊富な知識と、一気通貫したサポートシステムにより、高品質なキャリアアドバイスを保証いたします。

    • 01 コンサル出身者だからできる “話が分かる”エージェント

      弊社は創業以来、コンサルティング業界でのトップポジションのキャリアサポートに力を入れています。長年の実績により、企業から重要ポストの求人を紹介いただいており、コンサル出身者ならではの深い市場理解と、洞察力を活かしたサポートを提供しています。

    • 02 ここでしか知れないコンサル企業の紹介

      成長可能性の高い、大手だけではない隠れたコンサルティングファームの紹介に強みを持っています。

      弊社が持つ独自のネットワークを通じて、あなたのキャリアビジョンをさらに発展させるファームをご紹介します。

    • 03 ケース対策を含めた充実した面接対策

      コンサル未経験者が鬼門となるケース面接に対応するため、コンサルファームの人事出身者による充実した面接対策を提供します。

      人事が重視する観点を教え、ロールプレイング形式でのケース対策を実施。

      各ファームの特性に合わせた対策と書類作成のサポートも行います。

    Firm+でしか出逢えない求人を取り揃えております。

    • 大手戦略コンサルファーム
    • Big4/大手総合コンサルファーム
    • ブティックファーム
    • AI・DXコンサルファーム
    • PEファンド/事業再生コンサル
    • 事業会社CxO/経営者

    Flow

    ご相談までの流れ

    1. STEP 01

      無料カウンセリング

      以下のフォームよりお申し込みいただいた後、弊社スタッフよりご連絡差し上げます。
      カウンセリングではあなたの経験、スキル、キャリアの目標をお聞きするとともに、コンサルティングファームに関する基礎知識もご説明いたします。

      コンサルティングファームに関する知識の記事へ>>

    2. STEP 02

      案件紹介

      あなたの能力とキャリアの目標にマッチする案件をご紹介します。
      他では見つけることが出来ない、成長性の高いコンサルティングファームを紹介いたします。

    3. STEP 03

      選考対策

      安心してご希望の求人にご参画いただけるように選考の対策を行います。
      面接の成功に向けて、一般的な質問への対策から、業界特有のケーススタディ対策まで、包括的なサポートを行います。

    4. STEP 04

      オファー交渉

      オファーが提示された際には、あなたに代わって最適な条件を交渉します。
      給与、役職、勤務条件など、ご希望に最大限沿えるような交渉のテクニックが弊社にはあります。

    5. STEP 05

      内定後フォロー/入社後フォロー

      内定を受け取った後も、入社するまでの一連の手続きを全てご対応します。
      さらに、入社後も定期的なフォローアップを実施し、理想のキャリアが実現しているかを継続してご支援いたします。

    Consultant

    コンサルタント紹介

    • Exective Consultant

      森下 元貴

      法政大学卒業後、某セレクトショップへ新卒入社。主に営業、人事領域に関する知見を持ち、同期内でのトップセールス(23年度新人賞受賞)として活躍。
      現在は富裕層向けの提案型営業で培った傾聴力や自身の転職経験を活かし、短期視点でなく「求職者様に寄り添った提案がしたい」という思いから当社に参画。
      仕事が人生に与える影響は大きいと考えており、より豊かな生活を構築する為の一助になればと考えています。

    • Exective Consultant

      大久保 明咲

      健康相談、健康教育、子どもの相談、感染症対策、メンタルヘルス支援など人々の健康と福祉等にまつわる経験を経て現職。
      現職ではコンサルティング業界、SaaS業界、テクノロジー業界に強みを持つ。

    • Exective Consultant

      小林 航大

      慶應義塾大学卒業後、外国為替取引のプラットフォームを運営する国内金融企業に就職。
      採用業務をはじめとする人事、労務、総務業務に広く携わる。
      人事職を通じ、人々のキャリアにより深く関わりたいという思いからbloom株式会社に参画。
      現職ではコンサルティング業界へのキャリアチェンジ、Firm to Firmへの転職支援に強みを持つ。

    • Exective Consultant

      林 天音

      新卒でITコンサル・SIerとして入社し、主に給与計算システムの要件定義、設計から実装まで一貫して経験するとともに、PMOとしてプロジェクト参画も経験。
      その後、エージェント業においては、未経験toコンサル業界(エンジニア含む)へのご転職支援に強みを持つ。

    • Exective Consultant

      藤巻 寛継

      名古屋大学大学院を修了後、自動車部品メーカー(株式会社アイシン)に入社。
      システムエンジニアとして、ADAS(先進運転支援システム)製品の開発に従事したのち、bloom株式会社に入社。
      前職ではシステム要件定義、設計、評価とプロセスを一貫して担当すすると共に、プロジェクトリーダーとして最前線でプロジェクトを牽引。
      現在は、キャリアアドバイザーとして主にコンサルタント業界、M&A業界、IT業界への転職支援に従事。

    • Exective Consultant

      西巻 柚紀

      新卒でPR会社に入社し、立ち上げメンバーとして新規事業部へ配属され、主に新規法人営業/新規事業開発に従事。
      その後、上述に加え、インサイドセールスの立ち上げメンバーとして1年間の実務を経て現職に至る。
      エージェント業においては、コンサルティング業界へのご転職支援に強みを持つ。

    • General Manager

      梅村 玲於

      名古屋外国語大学卒業後、アイシン精機、ベイカレントコンサルティング、KDDIを経て当社に参画。
      主に製造・IT・コンサル業界に関する知見を持ち、並行して就活支援団体の立上げをリード。
      現在は当社のエグゼクティブコンサルタントして活躍をする傍ら、ゼネラルマネージャーとして所属コンサルタントの育成にも従事。

    • 代表取締役

      林 栄吾

      慶應義塾大学を卒業後、ベイカレント・コンサルティングに入社。コンサルタントとして業界を横断して新規事業戦略、AI・DXを活用した全社業務改革、等のプロジェクトに従事する傍ら、セールスとしてコアクライアントの開拓、採用責任者としてコンサルタントの採用に従事。
      現在でもエージェントとして特にコンサルティング業界へのキャリアチェンジ、Firm to Firm、ポストコンサルなどの領域に強みを持つ。

    • Exective Consultant

      森下 元貴

      法政大学卒業後、某セレクトショップへ新卒入社。主に営業、人事領域に関する知見を持ち、同期内でのトップセールス(23年度新人賞受賞)として活躍。
      現在は富裕層向けの提案型営業で培った傾聴力や自身の転職経験を活かし、短期視点でなく「求職者様に寄り添った提案がしたい」という思いから当社に参画。
      仕事が人生に与える影響は大きいと考えており、より豊かな生活を構築する為の一助になればと考えています。

    • Exective Consultant

      大久保 明咲

      健康相談、健康教育、子どもの相談、感染症対策、メンタルヘルス支援など人々の健康と福祉等にまつわる経験を経て現職。
      現職ではコンサルティング業界、SaaS業界、テクノロジー業界に強みを持つ。

    • Exective Consultant

      小林 航大

      慶應義塾大学卒業後、外国為替取引のプラットフォームを運営する国内金融企業に就職。
      採用業務をはじめとする人事、労務、総務業務に広く携わる。
      人事職を通じ、人々のキャリアにより深く関わりたいという思いからbloom株式会社に参画。
      現職ではコンサルティング業界へのキャリアチェンジ、Firm to Firmへの転職支援に強みを持つ。

    • Exective Consultant

      林 天音

      新卒でITコンサル・SIerとして入社し、主に給与計算システムの要件定義、設計から実装まで一貫して経験するとともに、PMOとしてプロジェクト参画も経験。
      その後、エージェント業においては、未経験toコンサル業界(エンジニア含む)へのご転職支援に強みを持つ。

    • Exective Consultant

      藤巻 寛継

      名古屋大学大学院を修了後、自動車部品メーカー(株式会社アイシン)に入社。
      システムエンジニアとして、ADAS(先進運転支援システム)製品の開発に従事したのち、bloom株式会社に入社。
      前職ではシステム要件定義、設計、評価とプロセスを一貫して担当すすると共に、プロジェクトリーダーとして最前線でプロジェクトを牽引。
      現在は、キャリアアドバイザーとして主にコンサルタント業界、M&A業界、IT業界への転職支援に従事。

    • Exective Consultant

      西巻 柚紀

      新卒でPR会社に入社し、立ち上げメンバーとして新規事業部へ配属され、主に新規法人営業/新規事業開発に従事。
      その後、上述に加え、インサイドセールスの立ち上げメンバーとして1年間の実務を経て現職に至る。
      エージェント業においては、コンサルティング業界へのご転職支援に強みを持つ。

    • General Manager

      梅村 玲於

      名古屋外国語大学卒業後、アイシン精機、ベイカレントコンサルティング、KDDIを経て当社に参画。
      主に製造・IT・コンサル業界に関する知見を持ち、並行して就活支援団体の立上げをリード。
      現在は当社のエグゼクティブコンサルタントして活躍をする傍ら、ゼネラルマネージャーとして所属コンサルタントの育成にも従事。

    • 代表取締役

      林 栄吾

      慶應義塾大学を卒業後、ベイカレント・コンサルティングに入社。コンサルタントとして業界を横断して新規事業戦略、AI・DXを活用した全社業務改革、等のプロジェクトに従事する傍ら、セールスとしてコアクライアントの開拓、採用責任者としてコンサルタントの採用に従事。
      現在でもエージェントとして特にコンサルティング業界へのキャリアチェンジ、Firm to Firm、ポストコンサルなどの領域に強みを持つ。

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    業界研究

    業界研究

    コンサルタントが必ず一回は読んだ本!5選

    コンサルタントの人たちって自宅にもたくさん本がおいてあるイメージってないでしょうか? なんならデスクにも大量の書籍が山積みです。 コンサルタントの人たちは新しい業界のプロジェクトに参画するときに、猛烈なスピードで業界キャッチアップする必要があるので、 たくさん本を読んでたくさん知識を蓄積しています。 そしてその素地としてコンサルタントは自身の基礎スキルを高めていくために読んだ本があります。 以下は、私自身がコンサルタントとしてキャリアを歩む中で、「これは読んでおいて損はない」と強く感じた5冊を選出してみました。 これからコンサルタントを目指す方はもちろん、すでに現場で活躍されている方にとっても 「そうそう、これ読んだよね」 「確かにこういうところで役に立つんだよな」 と共感していただける内容だと思います。 ぜひ、これらの名著を手に取ってみてください。 1. 『競争の戦略』 マイケル・E・ポーター まず外せないのが、マイケル・E・ポーターの『競争の戦略』。コンサルに少しでも携わったことがある人なら、一度は名前を耳にしたことがあるはずです。 (あまりにも有名なので、読んでないと「もぐり」と思われます) 「業界構造を分析し、どこで競争優位を築くかを考える」という視点は、クライアント企業のポジショニングを定める際に非常に重要です。 私も、新規事業の戦略策定プロジェクトや、既存事業の再構築案件に取り組むときには、 ポーターのフレームワークに立ち返って「そもそも、ここで本当に戦う意味はあるのか?」と問い直すことがあります。 ポイント 「5つの競争要因モデル」など、多くのクライアントの現場で共有言語として使われやすいフレームワークを学ぶことが出来る。 戦略の概念を押さえておくだけで、提案に一貫性と説得力が生まれる。 2. 『企業参謀』 大前研一 日本のコンサルティングの草分け的存在である大前研一氏の著作は、一度読めば「コンサルタントってこういう視点で考えるんだな」と腹落ちする内容が詰まっています。 印象的なのは、大前氏の思考プロセスそのものに触れられる点。単なる経営理論ではなく、実際に数々の企業改革に携わってきた生々しい経験が散りばめられているため、実務での具体的な使いどころが見えてきます。日本企業特有の組織構造や文化を踏まえたケースが多いため、国内のクライアントを相手にするときには特に参考になるはずです。 ポイント 直面する経営課題を「どうやって分解し、解決策を組み立てるのか」が実例を通して学べる。 仮説思考を身につける入り口としても優秀。スピードが求められるコンサル現場には必須の考え方。 3. 『イシューからはじめよ』 安宅和人 コンサルタントになると 「論点は?」 とよく聞かれます。 コンサルをするというのは即ち問題解決をすることであり、そもそもの問題を正しく定義することが非常に重要になります。 これが「論点整理」です。 論点整理はコンサルタントに限らず、非常に重要でありますが、スキルが必要なものです。 ビジネスのあらゆる場面で「いま本当に解決しなければならないのは何か?」「この論点ですべてだしきったか?」という視点を持つのは簡単そうで、実は難しい。 安宅和人氏は元マッキンゼー出身ですが、その実務経験に根差したノウハウが凝縮されているのが本書です。 データや情報があふれる時代ほど、「やるべきことを正しく絞り込む」能力はコンサルタントにとって最重要。 読後は「何がイシューか」をまず最初に考える習慣が身に付くので、無駄な会議や意味のない議論に時間を割かなくなり、生産性が飛躍的に上がります。 ポイント 情報過多の中でも、本質的課題を見極め、そこに集中するための具体的なステップが学べる。 コンサル業務でありがちな「分析ばかりして結論が遅れる」事態を防ぐ手助けになる。 4. 『ロジカル・シンキング』 照屋華子 「思考を構造化するスキル」と「それを分かりやすく伝えるスキル」は、コンサルタントにとって二本柱と言っても過言ではありません。 ロジカルシンキングの基礎を身につける入門書として多くの人に愛されているのが、照屋華子氏のこの一冊。 プレゼン資料を作るとき、クライアントに現状を説明するとき、社内でコンセンサスを取るとき……と、あらゆる場面で必要になります。 私自身、若手のころはよくこの本を手元において「どうやってMECEに整理したらいいんだろう?」と迷ったときの指針にしていました。 (事実、アナリスト時代に「ロジックがないねぇ」と上司に何度も指摘されましたが、その時に再度手に取ったのが本書でした…) ポイント MECEやロジックツリーなど、コンサル現場の“伝家の宝刀”の基礎を学べる。 複数の情報を整理して短時間で提案書を作る際に、読み返すとヒントを得られる。 5. 『考える技術・書く技術』 バーバラ・ミント ロジカル・シンキングを学んだら、次は「どう文章に落とし込むか?」というステージに移っていきます。その最良の教材が、バーバラ・ミントによる名著。 コンサルタントといえば「スライドづくりのプロ」というイメージもありますが、最終的にクライアントが目にするのは文字情報の集合体です。 ピラミッドストラクチャを意識して書くだけで、読み手が受け取る情報の吸収率は格段に上がります。たとえ内容が複雑でも、相手を説得する力が高まるのを実感するはずです。 ポイント ピラミッド構造を使いこなせるようになると、どんなに込み入った話でも「要は何が言いたいのか?」を瞬時に把握・伝達できる。 提案書からクライアント向けメールまで、あらゆる文章の完成度がワンランクアップする。 おわりに コンサルタントとしての武器は、一朝一夕に手に入るものではありません。だからこそ、先人たちが残してくれた良書を通じて「思考の型」を学び、自分の視野を広げることが大切です。 私自身も、迷いや壁にぶつかったときは、これらの本を読み返すことがあります。「そうそう、ここから考え直せばいいんだった」と思い出すきっかけになるからです。 もし、これからコンサル業界に飛び込もうとしている方がいれば、まずはこの5冊をじっくり読んでみてください。そして現役コンサルタントの方も、今一度手に取り、過去の付箋を開きながら「あのときはこういう場面で役に立ったな」と振り返ってみるのもいいでしょう。読書を通じて得た知恵は、必ずやクライアントの成功とご自身の成長につながっていきます。 少しでも参考になれば幸いです。コンサルタントの世界はとても刺激的で、やりがいに満ちています。これらの名著を味方に、あなたのキャリアがさらに豊かなものになることを願っています。

    業界研究

    脱営業職!ファーム転職で実現するビジネスリーダーへの未来

    「今後もずっと営業職でいいのか?」 「今はいいけど、ゆくゆくはマネジメントする側にいきたい」 「中長期的な視点を以てビジネスに携わりたい」 営業職に従事する皆様はこのようなことを考えたことはないでしょうか? 私自身も営業職として長く従事したこともあり、営業職自体の面白みや他では得難いソフトスキルがつくことはよく知っているつもりです。 ただ営業職から転職を考える際、「コンサルタント」という選択肢が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。営業職で培ったスキルは、コンサルティング業界においても大いに活用できます。しかし、異業種・異職種への挑戦には独特の壁が存在するのも事実です。この記事では、営業職からコンサルタントへの転職を目指す方のために、その心得や成功のための具体的なポイントを徹底解説します。 営業職からコンサルへ転職するメリットとは? 1-1. 業界・職種の壁を越えた市場価値の向上 営業職で磨いたスキルは、業界や職種を超えて評価されるものが多く含まれています。たとえば、顧客との交渉力、提案力、ニーズの把握能力などは、コンサルタントがクライアントに価値を提供する際にも不可欠なスキルです。これらのスキルを持つ人材は、未経験からのコンサルタント転職でも強みを発揮できます。 1-2. 戦略的視点を習得できる 営業職では日々、具体的な数字目標に向けて動く一方で、コンサルタントの仕事はより上流の課題解決にフォーカスします。この転職によって、売上や利益といった短期的なゴールから一歩引いた「企業全体を見渡す視点」を身につけられるのです。 1-3. キャリアパスの多様性 コンサルタントとして多様な業務を経験することで、将来的には経営層や事業責任者としてのキャリアも視野に入れられるようになります。たとえば、ITコンサルであればデジタルトランスフォーメーションを推進する立場に、戦略コンサルでは企業のM&Aや新規事業立ち上げに深く関与する道が開けます。 営業職の経験が活きるコンサルタントの仕事 営業職で得たスキルや経験は、コンサルティング業務のあらゆる場面で活かされます。以下の具体例から、あなたの強みを転職活動にどうつなげるべきかを考えてみてください。 2-1. 顧客ニーズの洞察力 営業職で培った「顧客が本当に求めているもの」を見抜く力は、コンサルタントにとっても極めて重要です。たとえば、業務改善プロジェクトでは、単なる効率化ではなく「クライアント企業が何を成し遂げたいのか」という本質的なニーズを正確に理解する必要があります。 2-2. 対人関係の構築力 営業の現場では、顧客との信頼関係が成果に直結します。このスキルは、コンサルタントがクライアントと協働する際に欠かせません。特に経営層と直接やり取りを行う場面では、迅速かつ的確に信頼を築ける能力が高く評価されます。 2-3. 成果を追求する姿勢 営業職での経験は、「成果を出す」という意識を強く育てます。コンサルタントとしてプロジェクトのゴールを達成するためには、目標に向かって粘り強く取り組む姿勢が求められます。締め切りが厳しい環境や、複雑な課題を乗り越える際にも、この姿勢が力となるでしょう。 営業職からコンサルタントになるためのステップ 3-1. 自己分析と目標設定 まずは、自分がコンサルタントを目指す理由を明確にしましょう。「なぜコンサルタントになりたいのか」「どの分野で活躍したいのか」を具体化することで、志望動機が説得力を増します。 3-2. 基礎知識の習得 コンサルティング業界で活躍するためには、基本的なフレームワーク(3C、SWOT分析、ポーターの5フォースなど)の習得が必要です。これらはコンサルタントの業務の基礎となるため、転職活動前にしっかりと身につけましょう。また、ケーススタディの演習を通じて実践的な問題解決力を鍛えることも大切です。 3-3. 営業実績を活かしたアピール 営業職での経験をどのようにコンサルティング業務に応用できるかを具体的に伝えることが重要です。以下のような切り口で整理すると効果的です: 課題解決力:顧客の課題を特定し、解決策を提案した具体例。 -コンサルタントは「課題解決」の連続です! -自身の営業プロセスを見直した経験を原因が何だったのか?それに対してどのような策を講じたのか?などを具体的に語れるようにしておきましょう プロジェクトマネジメント力:期限内に目標を達成した経験。 -コンサルティングサービスはすべて「期限のある」「プロジェクト型」の仕事です -営業でも職種によっては提案期間が長く、「プロジェクト化」することがありますので、うまく訴求していきましょう -チームマネジメントの経験も買ってもらえる可能性が高いです 定量的な成果:売上や目標達成率など、数値で示せる成果。 -コンサルタントはファクトに基づきソリューションを出していきます -売上のみならず、KPIの達成度合いや、KPI設定の考え方などにも訴求するとよいです 3-4. ケース面接への準備 コンサルタントの選考では、ケース面接が避けて通れない試験です。(勿論、ケース面接を実施しない企業もございます) これは、ビジネス課題を与えられ、その場で論理的に分析し解決策を提案する形式の面接です。頻出するケース問題を解き、ロジカルシンキングを磨きましょう。 成功のポイント:営業職からコンサルタントへの転職を実現するために 転職活動を成功させるためには、以下のポイントを押さえることが不可欠です。 4-1. 一貫性のある志望動機 コンサルタントを目指す理由を一貫して伝えることが重要です。「なぜ営業からコンサルタントへ転職したいのか」「なぜそのファームを選んだのか」を論理的に説明できるように準備しましょう。一貫性のない回答は、面接官に不信感を与える原因になります。 4-2. 自己ブランディング そもそもクライアント向けに常に向き合って来た経験は、コンサルタントとしても高く評価されることが多いですので、 営業職での実績や経験を「コンサルタントとしてどう活きるのか」に結びつけて語れることが、採用へのカギです。 たとえば、「営業で築いた顧客ネットワークや深い業界知識を活かし、クライアントの課題解決に貢献できる」といった具体例を用意しておきましょう。 4-3. ケース面接での練習 ケース面接では、問題を細分化して論理的に解を導き出す能力が問われます。初めての場合は難しく感じることも多いので、模擬面接などで、実践的な準備を積むことが必要です。 最近ではYoutubeなどでも模擬面接をあげられているものも多いので見ていただくこともよいと思いますが、実戦形式で練習することをお勧めします。 やってみると自身の思考の癖がわかることも多くございます。 4-4. 学ぶ姿勢と柔軟性のアピール コンサルティング業界では、常に新しい課題に直面します。そのため、学習意欲と柔軟性をアピールすることが大切です。たとえば、これまでのキャリアで新しい業務やプロジェクトに挑戦したエピソードを挙げると良いでしょう。 営業職からコンサルタントへの転職で得られる未来 営業職からコンサルタントへの挑戦を乗り越えることで、あなたは企業の成長を支える「戦略パートナー」として活躍できるようになります。また、幅広い経験を積むことで、事業会社の経営層や起業家としての未来も見据えることが可能です。 営業職での経験は、コンサルタントとして成功するための大きな武器になります。しかし、それを採用側に伝えるためには、入念な準備と努力が必要です。この記事を参考に、次のキャリアへの一歩を踏み出してみてください。あなたの挑戦が実を結ぶことを心より応援しています!  

    業界研究

    コンサルタントの給与が高い理由は?

    コンサルティングファームの年収が総じて高いという事は多くの方がご存じのことかと思いますが、 今回はその理由・背景について説明していこうと思います。 1. コンサルティングサービスの特性 まずはコンサルティングファームのサービスの特性から説明していきます。 そもそもフィーが高いという事が高い年収を出せていることにつながっていますが、 それがなぜ実現するのかを記載していきます。 1-1. コンサルティングサービスの稀少性の高さ コンサルティングサービスは、特定の業界や分野における高度な専門知識と実務経験に基づいて提供されます。これには、業界のトレンドや最新技術に対する深い理解、さらには複雑なビジネス問題を解決するための創造的なアプローチが含まれます。例えば、コンサルタントはM&A(合併と買収)、業務プロセスの最適化、新製品の市場投入戦略など、企業が直面する多岐にわたる課題に対応します。これにより、企業は内部リソースだけでは解決が難しい問題を解決し、競争力を維持・向上させることができます。したがって、コンサルタントの持つ稀少な知識とスキルは、高額な報酬で報われるのです。 1-2. コンサルティングサービスが企業に及ぼすインパクトの大きさ コンサルタントが提供する戦略的なアドバイスやソリューションは、企業の運営や経営に直接的かつ重大な影響を与えることが多いです。例えば、業務改善プロジェクトによって生産効率が向上し、コスト削減が実現することがあります。また、新しい市場への参入戦略の策定や、デジタル・トランスフォーメーションの推進など、企業の長期的な成長を促進する取り組みにも大きな影響を与えます。これらの貢献は企業の収益に直結するため、コンサルタントの価値は非常に高く、その結果として給与も高水準に設定されます。 1-3. コンサルタントが相対するクライアントのレイヤーの高さ コンサルタントは、企業の最高経営責任者(CEO)や取締役会メンバーなど、高い意思決定権を持つクライアントと直接協働することが一般的です。このような高いレイヤーのクライアントとのやり取りは、戦略的な意思決定に深く関与することを意味し、コンサルタントには高度なコミュニケーション能力と信頼性が求められます。また、これらのクライアントは迅速かつ効果的なソリューションを期待しており、その期待に応えるためにコンサルタントは常に高いパフォーマンスを発揮する必要があります。これらの要因が、コンサルタントの高給与に反映されるのです。 2. コンサルティング会社の事業構造と利益率の高さ コンサルティングファームのビジネスモデルは、高度な知識とスキルを持つ人材を中心に展開されています。そのため、コンサルティングサービスの提供には比較的低い固定費がかかる一方で、サービスの価格は高く設定されるため、利益率が非常に高くなります。 プロジェクト単位のフィー 戦略コンサルティング テーマ:企業全体の戦略立案、新市場参入戦略、M&A戦略など プロジェクトフィー:2,000万円〜1億円以上 例:新市場参入戦略のプロジェクトでは、約3,000万円〜5,000万円程度。 ITコンサルティング テーマ:デジタルトランスフォーメーション、ITシステム導入、サイバーセキュリティ対策など プロジェクトフィー:1,000万円〜5,000万円 例:デジタルトランスフォーメーションプロジェクトでは、約2,000万円〜4,000万円程度。 業務プロセス改善コンサルティング テーマ:業務効率化、生産性向上、コスト削減など プロジェクトフィー:500万円〜3,000万円 例:生産性向上プロジェクトでは、約1,000万円〜2,000万円程度。 人材・組織コンサルティング テーマ:組織再編、人材開発、リーダーシップ強化など プロジェクトフィー:500万円〜2,000万円 例:組織再編プロジェクトでは、約700万円〜1,500万円程度。 各タイトルごとの単価: アナリスト(Analyst):150万円〜300万円/月 コンサルタント(Consultant):200万円〜400万円/月 シニアコンサルタント(Senior Consultant):300万円〜500万円/月 マネージャー(Manager):400万円〜600万円/月 シニアマネージャー(プリンシパル)(Senior Manager / Principal):500万円〜800万円/月 パートナー(Partner):800万円〜1,200万円/月 3. コンサルティングファームにおけるタイトルごとの給与水準 アナリスト(Analyst) 業務内容:データ収集・分析、リサーチ、プレゼンテーション資料の作成、プロジェクトサポートなど。 年収水準:500万円〜800万円。 コンサルタント(Consultant) 業務内容:クライアントの課題解決に向けた提案、プロジェクト管理、チームのリード、クライアントとのコミュニケーションなど。 年収水準:700万円〜1,200万円。 シニアコンサルタント(Senior Consultant) 業務内容:大規模プロジェクトの管理、クライアントとの戦略的パートナーシップの構築、業界知識の提供、ジュニアスタッフの指導など。 年収水準:1,000万円〜1,500万円。 マネージャー(Manager) 業務内容:プロジェクトの全体管理、クライアントとの関係維持・発展、ビジネス開発、新しい提案の策定など。 年収水準:1,500万円〜2,500万円。 シニアマネージャー(プリンシパル)(Senior Manager / Principal) 業務内容:複数プロジェクトの同時管理、組織全体の戦略立案、リーダーシップ提供、大規模クライアントの管理など。 年収水準:2,000万円〜3,500万円。 パートナー(Partner) 業務内容:企業全体の経営戦略に関与、ファーム全体の利益に責任、新規ビジネスの獲得、長期的なクライアント関係の構築など。 年収水準:5,000万円以上(業績に応じたボーナスも含まれることがあります)。 総括 コンサルティング業界は、その専門性の高さと企業に対する影響力の大きさから、非常に高い給与水準を誇ります。コンサルタントは高度な知識とスキルを駆使して企業の課題を解決し、競争力を向上させる役割を果たします。特に、企業の経営層や役員など、高い意思決定レベルのクライアントと直接対話し、戦略的なアドバイスを提供することで、その価値は一層高まります。 また、コンサルティングファーム自体も、知識と経験を中心としたビジネスモデルを採用しており、高い利益率を維持しています。これにより、優秀な人材に対して高い報酬を支払うことが可能となり、結果として業界全体の給与水準が高くなるのです。 キャリアパスにおいても、アナリストから始まり、シニアコンサルタント、マネージャー、パートナーへと昇進するごとに、給与も段階的に上昇します。特にパートナーとなると、企業の利益に対する影響力が大きく、報酬も飛躍的に高くなります。 コンサルティング業界で成功するためには、高度な専門知識とスキル、優れたコミュニケーション能力、そして戦略的な思考が求められます。そのため、コンサルタントはその対価として高い給与を受け取ることができるのです。

    業界研究

    転職がうまくいかない人は?

    少し厳しいお話ですが、転職活動がうまくいかない人たちがいます。 そんな人の特徴をいくつか挙げていこうと思いますので、 もしよかったら参考にしてもらえたらと思います。 1.自分を売る必要性を分かっていない 『自分はこういうことがしたいんだ!』 だけではだめです。 厳しいかもしれませんが、新卒採用との違いを認識していただきたいです。 自分がこれまでやってきたことが、 次の企業でどのように役立つのか伝えられないと受かるものも受かりません。 新卒だったらそれでもいいかもしれません。 まだ何も経験していない人たちだという事を企業側もわかっています。 ポテンシャルのみで採用しようと思っています。 それではどうしたらいいのか? 自分の強みをきちんと把握し、企業に訴求することです。 しかし、意外にも多くの人が「自分の売り込みどころ」を把握できていないことが面接で躓く障壁となっています。この問題は、自分のスキルや経験を過小評価してしまったり、漠然としか理解していないがために、面接官に対して自信を持ったプレゼンができないことに起因します。 まず、自己分析を行い、自分のこれまでのキャリアの中で最も誇りに思える成果や、他者から評価されたポイントを洗い出すことが重要です。これにより、自分がどのような場面で力を発揮できるのかが見えてきます。特に、過去のプロジェクトや達成した目標、困難を乗り越えた経験など具体的な事例をリストアップすることが効果的です。 次に、それらの強みをどのように新しい職場で活かせるかを考えます。業界や職種が変わったとしても、応用できるスキルがあるはずです。それを自分の言葉で明確に説明できるように準備しておくことが大切です。たとえば、「前職でのプロジェクトリーダーとしての経験」を「新しい職場でのチームマネジメント能力」に関連付けるといった具合です。 自分の売り込みどころを理解することで、自信を持って面接に臨み、より魅力的な候補者として採用担当者の目に映ることでしょう。セルフブランディングをしっかり行い、自身の価値を最大限に引き出すことが、転職活動成功への第一歩です。 直接的に業務知識が関連性がなかったとしてもいいのです。 お客様と話すことが求められる仕事に就きたいのであれば、 違う業界だとしても、社外の人間との折衝があったことを主張すべきです。 プロジェクト型でする仕事に就きたいのであれば、 期限設定のある仕事をどのように計画的に進めてきたのかを主張すべきです。 2.一発逆転狙い 『これで人生、一発逆転だ!』 転職活動で思うような結果が出ないと、つい「一発逆転」を狙いたくなるものです。 ですがそもそもそんな転職はありませんし、そんな仕事があるならみんな食いついています。 この手の人が失敗する理由はそのまま、「そんな転職はない」のです。 まず一発逆転を狙うあまり、面接で自己を過剰にアピールしたり、過去の経験を誇張することは逆に面接での採用確度を落とすことにつながります。 面接官も多くの求職者を見てきていますので、 「なんかこの人の言ってること、つじつまが合わないな」 「どうもこの人の考えているキャリアには深みがないな」 と思わせることにつながることが少なくありません。 そんなに気負わなくて大丈夫です、正直で誠実なコミュニケーションは、必ず相手の信頼を獲得することにつながります。 そもそもその転職が仮にうまくいったとしても、一発逆転を狙ったがあまり、自分に合わない職種や業界に飛び込んだ結果、ミスマッチが生じる可能性があります。 特に、安易に高い給与やステータスだけを求めて転職先を選ぶと、仕事に対する適性や興味が合わず、長続きしないことも。このため、一発逆転を狙う前に、自分のキャリアにおける本当の「価値」を見直すことが重要です。 次の話にもつながることですが、転職での成功は地道な努力の上に成り立つのだと思います。短期的な成果を焦るのではなく、スキルアップやネットワーキングを通じて、長期的に自分の価値を高めることを意識していきましょう。 特に、業界内での評判や実績の積み重ねは、次のステップに進むための重要な基盤となります。 3.一つ先のキャリアを見据えられていない 「正直よくわかんないけどとりあえず」 30年後とまでは言いません、期限も明確に切らなくてもいいかもしれません、 ですが、すこし先の自分がどんな姿になっていきたいのか考えましょう。 今や転職は一回ですべてを見つけ出す必要はありません。 次の転職でできるスキルを身に着けて、さらに次のキャリアを創っていく。 そのような目的思考が必要になります。 例えば今なにも経験のない人がいきなり戦略コンサルになれるのでしょうか? 経営戦略や事業つくりに携わっている人はあり得るかもしれません。 でもほとんどの人はそうじゃないでしょう。 例えばこんなキャリアづくりもありです。 ①まずは未経験でも受け入れてくれるIT会社に入ってIT経験を積む ②IT経験を携えてITコンサル会社に転職する ③コンサル経験を携えて戦略コンサルの領域にチャレンジする 勿論、①~③が一つの会社の中にあるのであれば、 社内異動を打診していくことを見据えて入社することもよいかと思いますが、 あくまで一足飛びにはいかないものです。 経験を積んで、経験を活かし、次の仕事についていくのです。 ちなみにコンサルティング業界に行くことで開けるキャリアについては下記でも書いておりますのでそちらもご参照いただけますと幸いです。 https://bloom-job.com/post-consulting-career/ 4.目的がぶれている 『あれもいいな、これもいいな』 隣の芝は青く見えます。 他の人が進んだキャリアを聞けば聞くほど、いろんなキャリアをうらやましく思います。 ですが自分の人生です。 自分は他の人とは指向性も違いますし、能力も違います。 (誤解ないように。得意不得意があるという事です) 自分が何を目指しているのか、ちゃんと向き合いましょう。 前段でも少し触れましたが、転職活動において目的が定まらない「ブレブレ」な状態は、 企業に対して一貫性のない印象を与え、選考を通過する確率を下げる要因となります。転職の目的が曖昧であると、志望動機やキャリアプランがぼやけてしまい、採用担当者に自信と信頼を示すことが難しくなります。 ここがぶれていると面接官からこんな風に思われます。 「また気持ちが変わって転職しちゃうのかな」 「うちの仕事、一生懸命になれないのかもな」 「なんか芯がない人だな」 ただ気を付けてください。 こればかりやっていると欝々とした気分にもなります。 「自分は何がしたかったんだろうか」 そんな風に自分のメンタルを崩壊させる必要はありません。 少し考えたらおぼろげながら見えてくると思いますし、 この問題を改善するためには、しっかりと自己分析を行い、明確な転職理由を導き出すことが重要です。 そういうことをエージェントなどと会話してみるのもよいかもしれません。 次の会社で実現したいことを書き出し、優先度を付けましょう。 このプロセスは、本当に自身が求めているものを理解し、最後に企業を決める時の指針となります。また、目的や条件が明確であることで、面接でも一貫性のある説得力ある話し方が可能となり、採用担当者からの信頼を勝ち取る助けになります。 すごく偉そうな書きぶりで申し訳ない気分でいっぱいですが、 転職で失敗しないように、自分のことを見返すきっかけとなればうれしいです。

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    未経験からのITコンサルへの転職はできるのか?IT経験がないと転職は難しい…?

    ITコンサルタントの役割は、企業のIT戦略をサポートし、技術を活用してビジネス価値を最大化することです。ITコンサルタントはクライアント企業に対し、システムの導入から業務プロセスの再設計、デジタル戦略の策定など、幅広いサービスを提供します。ITとビジネスを結びつける橋渡し役として、その需要は高まっています。 1. ITコンサルティングサービスとはどのようなものか? ITコンサルタントは、IT/DX領域における課題を解決する事を専門としたコンサルタントです。クライアントのニーズに合わせて、あるべきシステムの構想策定や導入支援、導入パッケージの選定、IT戦略の立案、業務改善を提案し、実行支援を行います。 1-1. ITコンサルとSIの違いは何? ITコンサルティングとシステムインテグレーション(SI)は密接に関連していますが、役割/ビジネスモデルが異なります。ITコンサルタントは、IT戦略の策定や業務プロセスの改善提案を行うことにフォーカスします。一方、SIは実際のシステム設計や構築、導入を担うことが多いです。つまり、ITコンサルタントが「何をすべきか」に対し、SIは「どのように実現するか」に重きを置いています。 またビジネスモデルも少し異なり、SIerはシステムを”納品”したことへの対価として請求することに対して、ITコンサルでは提供した役務に対して対価を請求します。 1-2. 具体的なプロジェクトはどのようなものがある? 具体的なプロジェクトには、下記のようなものがあります。 ・デジタルトランスフォーメーション戦略の策定 ・クラウドシステムへの移行支援(オンプレ→パブリッククラウドへのマイグレ) ・人事・会計等の基幹システムの導入 ・サイバーセキュリティ強化 ・システム構築の全体PMO/PgMO 勿論、業界特化のプロジェクトも多く、例えば製造業等においては生産管理システム、原価管理システムなど特有なプロジェクトもあります。(ただこれはSIにおける業界特殊性とさほど変わりません) 1-3. ITコンサルタントの年収はいくら? ITコンサルタントの年収は、経験や役職、勤務先によって異なります。 一般的には、およそ下記のようなレンジとなっています。 ・コンサルタント(ジュニアレベル)  500万円〜700万円 ・シニアコンサルタント(中堅層)  700万円〜1200万円 ・マネージャー/シニアマネージャー(管理職)  1200万円~2000万円 特に大手ファームでは、成果に応じたインセンティブ制度も充実しているため、個人のスキルによって収入はさらに高めることが可能です。 2. 業界未経験からの可能性はどの程度あるのか? ITコンサルタントへの転職においては、業界経験が必要と思われがちですが、未経験者でもITコンサルタントとして活躍することは十分に可能です。 2-1. IT経験者からのITコンサルタントへのなり方はどのようなものか?転職はできるのか? システムエンジニアやプログラマー、SIのPMなどのIT経験を持つ方にとって、ITコンサルタントへの転職はそこまで難しくありません。 特にプロジェクトマネジメントやビジネスサイドに近い領域の経験を持っているとより評価としては上がり、採用確度も高まりますが、そうでなくても十分挑戦できるかと思います。 できるのであれば現在の職務において、プロジェクト全体や事業戦略に関与する機会を増やすことにより、コンサルティングに必要なスキルを磨くことができます。 2-2. IT経験もない人はどのようにITコンサルタントになるのか? IT経験がない人でも、ITコンサルタントになる道は開かれています。 「IT基礎知識を習得しないといけないのではないか?」と、オンライン講座やプログラミングスクールを利用して基本スキルを身につけに行く方もいるかもしれませんが、正直あまり有効な手とは言えないと思います。 大きく分けてふたつの未知があると思います。 ①まず、SIerなどでIT経験を積める会社に入社し、その後ITコンサルタントを目指す  IT経験があるに越したことはありませんので、その経験をまずは業務で積んでからITコンサルへの転職を検討する選択肢です。IT経験があれば正直そこまで難しくないのが実態です。 ②ワンプール型で採用を行っているファームを選ぶ  ITコンサル含めたコンサルテーマを抱える総合コンサルファームであり、なおかつワンプール型でのアサインメントを行うファームへのチャレンジをする選択肢です。ワンプール型のファームは採用基準に”ITがなくてもOK”となっているファームが少なくありません。仮にそこがベンチャーファームであろうと、少し規模の小さいファームであろうと、ITコンサルの経験を積むことが出来れば、その後にBig4等の会社に行くことはこれ正直難しくありません。 3. 未経験でも活躍できるのか? 未経験の領域に飛び込むことは挑戦ですが、ITコンサルタントとしてのキャリアを築くことは十分に可能です。鍵となるのは、高い問題解決能力と新しいことを学ぶ意欲です。ITコンサルティングは、多様なバックグラウンドを持つ人材を求めています。そのため、異業種からの転職者も歓迎されることが多く、特に異なる視点や新しいアイデアを持ち込むことで大きな価値を提供できます。 3-1. そもそも未経験者が最初にアサインされるのはどのようなロールか? 未経験者がITコンサルタントとして最初にアサインされるのは、通常、データ収集、分析、それを通じた全体のうちの一部の成果物の作成、プロジェクトに関与するステークホルダーへのヒアリング/説明等、プロジェクトを支援する基礎的な業務を担当します。 また、クライアントとの会議やワークショップにも参加し、この過程で彼らのニーズを理解し、先輩のコンサルタントからフィードバックを得る機会が豊富に提供されます。 これにより、未経験者は実践を通して基本的なスキルを身につけ、徐々に複雑なタスクにも対応できるようになります。 3-2. 未経験者でも活躍はできるか? 未経験者がITコンサルタントとして活躍する事は十分可能です。 というのも必ずしも「ITに詳しい事」ばかりが評価されるわけではないからです。 コンサルティングのプロジェクトでは、常に新しい課題に直面し、場合によっては泥臭く巻き込んでいくことによってプロジェクトを進めていくことになります。 ここで重要なのは、状況を把握し迅速に対応する能力と、チームプレイヤーとして他のメンバーと協力しながら解決策を模索することです。 勿論、IT知見を保有することは評価上ポジティブになることは間違いないですが、 クライアントに対する理解を深め(企業文化なども含めて)て、価値あるコンサルテーションを提供できるようになるのには、主体的にクライアントと関係を構築することや直面している課題をよりシャープに具体化していくことが重要となります。 未経験からの挑戦では不安もあるかと思います(IT経験者でも不安があるかと思います)が、着実にスキルを磨いていくことが可能ですし、その後のキャリアの拡がりを鑑みても是非チャレンジしていただけるとよいかと思います。

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    【ポストコンサル】コンサルティングファーム後のキャリアは?可能性広がるコンサルタントの次の転職

    「なぜコンサルファームに行くのか? 「コンサルファームの次に何をしたいのか?」 この問いに答えられる理由をもって門を叩くと入社後にもより力も湧くことでしょう。 ご自身のキャリアに対して深く考えるきっかけにもなると思います。 大きく言うとコンサルタントとしてのキャリアと、経営者としてのキャリアがあげられます。 1.プロのコンサルタント   『プロスポーツ選手みたいに』   コンサルティングファームに行きたいと思う動機にはいろいろあると思いますが、 多くの方はコンサルファームの中で転職を何度かする人もいます。 自身の給料や、やりたいコンサル領域等に応じて転職をするという感じです。   プロスポーツ選手でも、例えばサッカーで言うなら、 「自分はもっとパスサッカーをやりたい」 「フィジカル強度の高いリーグに身を置きたい」 「もっと高い年俸を上げていきたい」 などチームを移籍する理由がいろいろあるように、 コンサルティング業界でも転職をしていきます。 2.コンサルタントとして個人事業主   『自分の時間は自分で売れる』   コンサルタントになると、自分の時間をクライアントに売ることが当たり前になります。 自分の1人月が400万円で取引される、それが日常になります。   自分自身の時間がいくらで取引されているのかわかると、 そこを基準として個人事業主としても活躍できるようになります。 ただし、個人事業主となることにはデメリットがあるのも事実です。 それは個人事業主になることで大きな仕事に携わる機会は減ることです。 どうしても大手企業が発注する重要課題では、コンサルファームの企業規模も見られてしまったり、 調査ができる幅や深さもファームの母体の大きさによって変わってしまう実態もあることから、 どうしても個人事業主では受けにくいことがあります。 それでも働く時間や、担当するテーマなどを自由に選びやすい個人事業主を選択することが出来ます。 3.事業会社のCxO/経営メンバーや企画系ポジション   『経営にかかわりたい』   コンサルティングファームへの志望動機として良く聞くのがこの理由です。 そして実際にそれが実現できている人が多いのです。   事業会社で勤務していると、「通常業務」に多くの時間を割くことになります。 新規事業や会社をあげてのプロジェクト等の「非通常のプロジェクト」があったとしても、 それに携わることが出来る人はごくわずかであり、関われたとしてもその会社で一定の成果を残してきた人間であることがほとんどです。 それこそ、プロジェクトオーナーとなるのは社内でも有名な部長格や役員クラスという事も多いです。 「企画」とはその名の通り、事業会社において「何かをする為のアイデアを考え、実現までの計画を立てる」事であり、まさに経営層が携わるものといえます。   コンサルティングファームは違います。 プロジェクトは事業会社における「非通常のプロジェクト」を外部から支援することです。 事業会社における企画部隊が担う業務を、当然のように若手の頃から、短スパンでいくつもこなしていくのです。 また、クライアントのレイヤーも高い為、 そのような方々と渡り合うためのビジネススキルも高く身についていきます。   ですので事業会社の企画ポジションやベンチャーのCxOなどのポジションで有難がられる存在となっていくのです。 4.起業   『この仮説、自分でやったらどうなるんだろう』   コンサルタントとして仕事をしていると最先端のトレンドや、 新事業の検討機会などと多く巡り合うことになります。   そのような環境下においては実際に自分でやったらうまくいくのか、と考える人が一握りいます。 そこに勇気が加われば起業という選択肢を取る人が現れてきます。   このように自分自身の未来の姿を少し想像しながら、 コンサルティングファームの門を叩いてもらいたいと思っています。

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    コンサルティングファームの面接官が何を見ているか?「頭がいい」だけでは受からない!それよりも重要なのは…?ノウハウ伝授!

    今回はコンサルファームへの転職を考える方向けに、 「ファームの面接官は求職者の何を見ているのか?」 について書いていこうと思います。 面接官がどんな方がいるのかという情報に加えて、自分自身の強みをどのように打ち出していくのか、を紹介していきます。 またそれらが「なぜ」重要視されるのかも説明していきます。 1.ファームの面接官の種類はどんな人がいるのか   コンサルファームで面接に出てくる人には大きく二つの属性を持った方が面接に登場します。 ①採用ミッションを持っている方:組織長クラス、パートナー、シニアマネージャー、人事・HR責任者 等 ②採用ミッションを持っていない方:マネージャー、シニアコンサルタント 等   ①の人たちというのは、自分たちで採用の数字を追っています。 コンサルティングファームではパートナークラスが採用数字を持っているケースがあります。 勿論、採用チームを独自で構えている会社もありますが、 多くの会社では「パートナーが絶対」であることが多いです。 採用チームはあくまで段取りをする人でパートナーの人が結局数字ミッションを追っています。 この人たちは自分のチームを大きくするために採用ミッションを追っていますので、 一定の採用レベルの品質を保ちつつ、採用人数を追い回すという経営者というイメージですので、すなわち「決定権者」といっていいでしょう。 ただ、ベイカレントをはじめとした一部のファームでは採用チームが独自で数字を強烈に追っているファームもあります。 決定権を持っている人が誰なのか、エージェントなどに確認をしてみるとよいかと思います。   ②の人たちは、「先輩のパートナーにお願いされたから」「採用への貢献度が社内で評価になるから」という理由で面接に登場しています。 自身での採用人数ミッションを追っていないので、やや保守的に選考を見る傾向があるかもしれません。 ただし、コンサルティングファームといえど、社内の人間関係は大事です。 お願いしているパートナーは面接官の大事な先輩ですので、 数字を追っているパートナーからすると「良いところを見出して通してくれる」後輩は可愛いものです。 そういう意味で、良いところを見出し、なるだけ通したいと思っている面接官が多いのです。 (勿論、全然ダメな人を通してしまうとパートナーの大事な工数を奪ってしまうので、誰でも通すという事はないです) 2.何を見ているのか?面接上のノウハウは?   1.で説明をしたようにコンサルティングファームの面接官というのは、 「なるべく採用したい」と思っている節が強いのです。 これは現在、コンサルティング業界がかなり伸びている業界であり、 それに必要な人材採用を強烈に進めているという背景があるからともいえます。 この前提を認識したうえで、どの観点をファームの面接官がチェックしているのかを下記で見ていきましょう。 2-1.見た目   『高級感、清潔感があるな』   コンサルティングファームは高額なサービスを提供しています。 またクライアントのレベルも高く、大手企業における部長以上等です。 そうなった場合に、コンサルタントが「高級感があるのか」はチェックしています。 高いスーツを着ればいいというわけではないですが、 自分の身体に合った服をまとい、清潔感のある髪型等に整えるというのは意外に重要です。 皆様よくご存じの通り、メラビアンの法則において、 「視覚情報が55%」です。 2-2.コミュニケーション能力   『話が分かる人間か?正しく伝えることが出来る人間か?』   コンサルタントはクライアントと密に連携し、提案や結果を効果的に伝える必要があります。 「わかりやすく伝えることができるか?」はもちろん、 「話を理解しているのか?」も大事な観点です。面接では、明確で説得力あるコミュニケーションができるかどうかに注意しましょう。 知識が豊富にあるよりも話が分かりやすい方が重要です。(思考が整理されているとわかりやすいコミュニケーションにもなりやすいです) またそもそもですが、質問に対する回答をダイレクトにするようにしましょう。 ダイレクトな回答というのは 2-3.論理的思考   『話とんじゃってない?』   コンサルティング業界では、問題解決や意思決定のための論理的思考能力が非常に重要です。 面接では、複雑な問題に対する分析能力や、それを論理的に整理して解決策を提示できるかどうかが評価されます。 その際にケース面接というファーム独自の問題が出されることもありますが、 論理的思考力を見ているのはこの時ばかりではありません。 これまでの決断をした時にどのような理由で決断したのか、そこに整合性はあるのか、等も見られています。 これがずれたり、あることないこと言っていると「話がとんでるな(論理破綻してるな)」と思われてしまいます。 自分の体験も、因果関係がわかるように話せるようにしておきましょう。 2-4.素直さ   『頑固者だなあ…』   コンサルティングファームが提供するサービスは問題解決という「ふんわり」した概念です。 その分、その人の根本的なスキル(前述したコミュニケーション能力、論理的思考力、等)がクライアントからも、上司からも見られます。 「日本語がわかりにくいね」 「論理破綻しているね」 などなどの指摘が毎日飛んできます。   そのようなことはあまり今まで言われたことがないことかもしれないですし、 自分が否定されたような気になっていい気分ではありません。 ですが、それがコンサルタントとしての成否を分けます。 そこでプライドや頑固さが出てしまって改善できないようでは、 良いコンサルタントにはなれません。 素直に指摘を聞くことのできる清らかな心を持ちましょう。 3.ケース面接とは?   コンサルティングファームを志望する際、多くの候補者は「ケース面接」という壁に直面します。 この特異な面接形式はコンサルティングファームが採用プロセスで広く採用しているものであり、 応募者のコンサルティングスキルの基礎能力を評価するためにデザインされています。 ここでは、ケース面接がどのようなものか、その目的や評価ポイント、そして準備のための効果的な対策について詳しく解説します。 3-1.そもそもケース面接とはどのようなものか? ケース面接は、応募者にビジネスにおける実際のシナリオを提供し、その問題を解決するプロセスを問う形式の面接です。 多くの場合、面接官から口頭で基礎情報や課題が提示され、それに基づいて応募者が分析し、戦略を組み立てることを求められます。 下記は大まかな進め方の流れになります。3~5についてはシンキングタイムを設けられてその時間内に検討することになります。 問題の提示:面接官がメインの問題を簡潔に説明します。 前提の確認:応募者は不明な点があれば質問し、問題の理解を確認します。問を正確に把握することが大切です。問題を間違えてしまってはどんなに思考が深くても意味がありません。 課題の特定:一般的なフレームワークを使い、問題を細分化して分析の道筋を決めます。 分析:提示されたデータを元に、具体的な数値評価や推論を行います。 解決策の立案:分析から得られた洞察を基に、解決策を提案します。 プレゼンテーション:解決策を論理的に面接官にプレゼンします。 このプロセスを通じて、応募者がいかにして現実のビジネス問題に取り組むのか、その思考過程とアプローチを理解できます。 ケース面接の主な目的は、応募者の思考力と問題解決能力を評価することです。 コンサルティングファームは、複雑で多岐にわたるビジネスの課題を解決する能力を持つ人材を求めており、 クライアントのニーズを的確に把握し、的確な解を提供できるかを確かめるために設定されています。 ただし面接時点ですべてができる必要はありません、そのような人材になりうるポテンシャルがあるのかを見られています。 3-2.どのような観点を評価されているか? ケース面接では、以下の観点が主に評価されます: 論理的思考:どのように問題を分析し系統立てた方法でアプローチするかを見ます。思考過程がクリアで組織化されていることが重要です。 分析力:データを細かく分析し、有効なインサイトを引き出す能力。数字や事実を基にした結論を導く力が求められます。 コミュニケーション力:アイデアや解決策を他者に効果的に伝える力。プレゼンテーションの明瞭さや説得力も評価に含まれます。 柔軟性と創造性:一つの解決策に固執せず、多角的な視点で問題を考察し、新しい解決策を見つける能力。 プレッシャーへの対応力:限られた時間の中で正確な判断を下す力。ストレス状況での反応を見られます。 3-3.取るべき対策はどのようなものか? ケース面接を突破するための対策としてはかきのようなものを準備するとよいかと思います。 フレームワークの勉強:3C、4P、SWOT分析などのフレームワークに加えて、ビジネスとしての基礎である概念(利益=売上-コスト等)を理解し、柔軟に適用する練習を積む。 シミュレーション練習:ケース面接練習本やオンラインプラットフォームを活用し、多様なケースに触れる。 論理的思考のトレーニング:課題を体系的に分析し、主要な問題へと絞り込むスキルを磨く。 フィードバックを活用する:模擬面接で他者からの意見を受け入れ、自分の改善点を見つけ出す。 特に実践的な準備を積むことで、ケース面接をうまく乗り越えることが可能になります。 特にフレームワークの勉強についてはそれ自体をおぼえるだけでは意味がなく、使える状態でなければいけません。 逆にいうと3Cだの、4Pだのをおぼえるよりも、 売上項目を分解する練習や、利益構造を把握する練習などの方が効果的といえます。 これらは事業領域によっても変わってくるので、いろいろな企業を例にとり、その戦略や事業構造を想像するような練習をするとよいです。 面接官がどんな観点を気にしているのかを書いてみました、 月並みではありますが面接時に参考にしていただければと思います。

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    コンサルティング業界の新潮流とは?大手コンサル以外の選択肢にはどのようなものがあるのか?

    コンサルティングファームといって皆さまがイメージされる企業として、MBB:Mckinsey、Boston Consulting Group、Bain&CompanyBig4:会計系のビッグファームであるPwC、EY、KPMG、Deloitte総合ファーム:アクセンチュア、ベイカレント、アビーム等の大手総合ファーム等を思い浮かべるかと思います。 近年、多様化が進むコンサルティングファームの業界において、いくつか注目すべき特徴を持つ企業が増えています。これらの企業は、従来のコンサルティングの枠を超えたサービスを提供し、新しいビジネスモデルやアプローチを導入しています。 1.別事業を中核としているがコンサルティング事業を立ち上げた企業 伝統的に異なる事業を中核に据えていた企業が、コンサルティング事業を新たに展開するケースも増えています。これは、既存の顧客基盤やこれまでの事業成長の経験を活かして、ビジネスアドバイザリーサービスを提供し、相乗効果を狙った戦略です。豊富な業界知識と顧客ネットワークを持つこれらの企業は、すぐに競争力を発揮できる点で有利です。 2.コンサルティング事業から他事業に展開 一部の企業は、コンサルティングの知見をベースに、新規事業の立ち上げを積極的に行っています。これにより、クライアントに対して単なる問題解決だけでなく、ビジネスの拡大や新市場参入を直接支援しています。自社の経営能力を活かし、クライアントと共に事業を立ち上げることで、両者がWin-Winの関係を構築しているのです。 3.自社にPE/VC機能を保有し、より企業成長へのコミットを強める企業 さらに、自社内にPE(プライベートエクイティ)やVC(ベンチャーキャピタル)の機能を備えた企業も見られます。これにより、クライアント企業への投資を通じて、企業成長へのコミットを強めています。資金提供と経営支援をパッケージで行うことで、より実践的な成長支援を実現しています。 4.コンサルティングサービスではありながらコンサルティングフィーではなく成果報酬型で成長する企業 従来型のコンサルティングフィーから脱却し、成果報酬型のモデルを導入する企業も増加中です。これにより、コンサルタントとクライアントが共通の成果目標を持ち、より強力なパートナーシップを形成します。クライアントの成功が直接利益に繋がるため、モチベーションの向上にも繋がっています。 5.特定業界、M&A/PMI、新規事業など特定の領域に専門性を持った企業 最後に、特定の業界やM&A/PMI、新規事業開発など、特化型の専門企業も増えています。これらの企業は、特定分野における深い専門知識と独自のノウハウを活かして、精度の高いサービスを提供し、クライアントの複雑な課題に応えています。 このような背景もあり、これまでのコンサルタントとしての経験を活かし、より領域をとがらせて行きたい、活躍の場を単純なコンサルサービスから広げていきたい、成長フェーズにのり事業拡大を共に担っていきたい、といった、コンサルティング業界の中においても新たなキャリアアップの流れが生まれてきています。

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