Firm+

次なる挑戦への一歩を。 キャリアを結実させ、 更なる高みへ。

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    Business details

    事業内容

    コンサルティングファームやDX・AIソリューション企業、PEファンド、事業再生企業でのキャリア構築や転職を専門とする、洗練されたキャリアコンサルティングサービスを提供しています。

    01 コンサル経験者の更なるキャリアアップを支援

    コンサルティングファームでの経験を活かし、自身の強みをさらに伸ばす、あるいは固定化された領域から一つ抜け出す為の別ファームへの転職をサポートします。

    会議をしている写真

    02 コンサル未経験者の可能性を開花

    コンサル事業会社の経験を活かしたキャリアアドバイザーが、コンサルティング業界へのキャリアチェンジを支援いたします。

    コンサル企業特有の面接対策など、業界に特化したナレッジを駆使し、転職者の市場価値を最大化します。

    キャリアアドバイザーが支援をしている写真

    03 ITバックグラウンドからの経営コンサルタント
    転職支援

    ITスキルを持つ人材が、AIやその他の最先端技術を駆使した経営実行力強化の分野で注目されています。

    この分野で活躍するコンサルティング企業への転職をサポートし、新たな分野での成功に向けて最適なキャリアパスを提案します。

    握手をしている写真

    Reason

    Firm+が選ばれる理由

    コンサル業界に精通したアドバイザーによる豊富な知識と、一気通貫したサポートシステムにより、高品質なキャリアアドバイスを保証いたします。

    • 01 コンサル出身者だからできる “話が分かる”エージェント

      弊社は創業以来、コンサルティング業界でのトップポジションのキャリアサポートに力を入れています。長年の実績により、企業から重要ポストの求人を紹介いただいており、コンサル出身者ならではの深い市場理解と、洞察力を活かしたサポートを提供しています。

    • 02 ここでしか知れないコンサル企業の紹介

      成長可能性の高い、大手だけではない隠れたコンサルティングファームの紹介に強みを持っています。

      弊社が持つ独自のネットワークを通じて、あなたのキャリアビジョンをさらに発展させるファームをご紹介します。

    • 03 ケース対策を含めた充実した面接対策

      コンサル未経験者が鬼門となるケース面接に対応するため、コンサルファームの人事出身者による充実した面接対策を提供します。

      人事が重視する観点を教え、ロールプレイング形式でのケース対策を実施。

      各ファームの特性に合わせた対策と書類作成のサポートも行います。

    Firm+でしか出逢えない求人を取り揃えております。

    • 大手戦略コンサルファーム
    • Big4/大手総合コンサルファーム
    • ブティックファーム
    • AI・DXコンサルファーム
    • PEファンド/事業再生コンサル
    • 事業会社CxO/経営者

    Flow

    ご相談までの流れ

    1. STEP 01

      無料カウンセリング

      以下のフォームよりお申し込みいただいた後、弊社スタッフよりご連絡差し上げます。
      カウンセリングではあなたの経験、スキル、キャリアの目標をお聞きするとともに、コンサルティングファームに関する基礎知識もご説明いたします。

      コンサルティングファームに関する知識の記事へ>>

    2. STEP 02

      案件紹介

      あなたの能力とキャリアの目標にマッチする案件をご紹介します。
      他では見つけることが出来ない、成長性の高いコンサルティングファームを紹介いたします。

    3. STEP 03

      選考対策

      安心してご希望の求人にご参画いただけるように選考の対策を行います。
      面接の成功に向けて、一般的な質問への対策から、業界特有のケーススタディ対策まで、包括的なサポートを行います。

    4. STEP 04

      オファー交渉

      オファーが提示された際には、あなたに代わって最適な条件を交渉します。
      給与、役職、勤務条件など、ご希望に最大限沿えるような交渉のテクニックが弊社にはあります。

    5. STEP 05

      内定後フォロー/入社後フォロー

      内定を受け取った後も、入社するまでの一連の手続きを全てご対応します。
      さらに、入社後も定期的なフォローアップを実施し、理想のキャリアが実現しているかを継続してご支援いたします。

    Consultant

    コンサルタント紹介

    • Exective Consultant

      大津 綾乃丞

      上智大学を卒業後、教育系ベンチャー企業に入社。大学受験領域におけるコンサルティング営業に従事し、入社1年目には新人賞を受賞。 その後、大学在学中に学んだ社会学・心理学・教育学の知見と1社目の教育系ベンチャー企業での経験を活かし、 「人の可能性を最大化する」ことを軸に、bloom株式会社へ参画。 エグゼクティブコンサルタントとして コンサルティング業界・IT業界に特化したエージェントとして転職支援を行う。

    • Exective Consultant

      林 航平

      大学卒業後、新卒で旅行会社に入社。 コロナ禍の影響もあり、グループ会社のホテルや外部企業への出向を経験しました。その後、旅行業に復帰し、復帰からわずか1年で新店舗の立ち上げを担当、セールスチーフに昇進しました。
      出向中には多くの異業種の方と関わる機会があり、自身のキャリアや将来について深く考えるようになりました。そして「人」と関わる仕事に魅力を感じ、人材業界への転職を決意しました。
      転職に“正解”はないと思いますが、一人ひとりがより良い方向へ進めるよう、誠心誠意サポートいたします。

    • Exective Consultant

      島山 彰啓

      中央大学法学部卒業後、食品商社に入社。 全国を担当エリアとする営業部門に配属され、新規開拓・既存顧客の掘り起こしに注力し全社売上No.1を獲得。
      営業する際、お客様より常々【人不足】を耳にし、そういった方々のサポートをしたいという思いから当社に参画。 現在はエージェントとして営業の知見を活かした転職支援に強みを持つ。

    • Exective Consultant

      熊井 大輔

      熊本大学工学部を卒業後、大分県庁に入庁。
      住民の暮らしを向上させるため、土木・農業関連の予算編成や事業企画、施工管理、建設DXなどのインフラ整備に11年間従事。
      リクルーターやメンターを経験する中で、より個々人に寄り添ったサポートを担いたいと考え当社に参画。

    • Exective Consultant

      東原 郷

      ビジネスカレッジ卒業後、航空自衛隊の戦闘機パイロットとして実任務及び訓練に従事。
      数十億円規模の国家プロジェクトの先駆け2名のうちの1人として1年間のイタリア出張を経験。防衛白書への寄稿実績あり。
      国際交流や命の危険を伴う現場での後輩育成、国際共同訓練への参画を通じて、リーダーシップ及びリーダー人材の育成に関する知見を身に付ける。
      現在は突破力、主体性及びリーダーシップが必須なM&A仲介業界への転職に強みを持つ。

    • Exective Consultant

      別府 里咲

      滋賀大学を卒業後、SaaS企業に入社。カスタマーサクセスを経た後、Knowledge Managementとして、
      社内の営業効率化に向けた取り組みをしながら、新卒社員の人材育成も兼務。
      その後、BPaaS事業の立ち上げメンバーとして新規事業に参画し、他社のIRや役員会議資料作成を行う。
      現在はキャリアコンサルタントとして特にコンサルティング業界へのキャリアチェンジ、DX支援事業などの領域に強みを持つ。

    • Exective Consultant

      木村 圭吾

      関西学院大学卒業後、野村證券株式会社に入社。
      法人営業をメインに資産運用、相続対策、不動産、M&Aなど幅広く携わる。
      現在は当社のエグゼクティブコンサルタントとして主にコンサルタント業界、M&A業界、IT業界への転職支援に従事。

    • Exective Consultant

      森下 元貴

      法政大学卒業後、某セレクトショップへ新卒入社。主に営業、人事領域に関する知見を持ち、同期内でのトップセールス(23年度新人賞受賞)として活躍。
      現在は富裕層向けの提案型営業で培った傾聴力や自身の転職経験を活かし、短期視点でなく「求職者様に寄り添った提案がしたい」という思いから当社に参画。
      仕事が人生に与える影響は大きいと考えており、より豊かな生活を構築する為の一助になればと考えています。

    • Exective Consultant

      大久保 明咲

      健康相談、健康教育、子どもの相談、感染症対策、メンタルヘルス支援など人々の健康と福祉等にまつわる経験を経て現職。
      現職ではコンサルティング業界、SaaS業界、テクノロジー業界に強みを持つ。

    • Business Producer

      小林 航大

      慶應義塾大学卒業後、外国為替取引のプラットフォームを運営する国内金融企業に就職。
      採用業務をはじめとする人事、労務、総務業務に広く携わる。
      人事職を通じ、人々のキャリアにより深く関わりたいという思いからbloom株式会社に参画。
      現職ではコンサルティング業界へのキャリアチェンジ、Firm to Firmへの転職支援に強みを持つ。

    • Exective Consultant

      林 天音

      新卒でITコンサル・SIerとして入社し、主に給与計算システムの要件定義、設計から実装まで一貫して経験するとともに、PMOとしてプロジェクト参画も経験。
      その後、エージェント業においては、未経験toコンサル業界(エンジニア含む)へのご転職支援に強みを持つ。

    • Business Producer

      藤巻 寛継

      名古屋大学大学院を修了後、自動車部品メーカー(株式会社アイシン)に入社。
      システムエンジニアとして、ADAS(先進運転支援システム)製品の開発に従事したのち、bloom株式会社に入社。
      前職ではシステム要件定義、設計、評価とプロセスを一貫して担当すすると共に、プロジェクトリーダーとして最前線でプロジェクトを牽引。
      現在は、キャリアアドバイザーとして主にコンサルタント業界、M&A業界、IT業界への転職支援に従事。

    • Business Producer

      西巻 柚紀

      新卒でPR会社に入社し、立ち上げメンバーとして新規事業部へ配属され、主に新規法人営業/新規事業開発に従事。
      その後、上述に加え、インサイドセールスの立ち上げメンバーとして1年間の実務を経て現職に至る。
      エージェント業においては、コンサルティング業界へのご転職支援に強みを持つ。

    • Director

      梅村 玲於

      名古屋外国語大学卒業後、アイシン精機、ベイカレントコンサルティング、KDDIを経て当社に参画。
      主に製造・IT・コンサル業界に関する知見を持ち、並行して就活支援団体の立上げをリード。
      現在は当社のエグゼクティブコンサルタントして活躍をする傍ら、ゼネラルマネージャーとして所属コンサルタントの育成にも従事。

    • 代表取締役

      林 栄吾

      慶應義塾大学を卒業後、ベイカレント・コンサルティングに入社。コンサルタントとして業界を横断して新規事業戦略、AI・DXを活用した全社業務改革、等のプロジェクトに従事する傍ら、セールスとしてコアクライアントの開拓、採用責任者としてコンサルタントの採用に従事。
      現在でもエージェントとして特にコンサルティング業界へのキャリアチェンジ、Firm to Firm、ポストコンサルなどの領域に強みを持つ。

    • Exective Consultant

      大津 綾乃丞

      上智大学を卒業後、教育系ベンチャー企業に入社。大学受験領域におけるコンサルティング営業に従事し、入社1年目には新人賞を受賞。 その後、大学在学中に学んだ社会学・心理学・教育学の知見と1社目の教育系ベンチャー企業での経験を活かし、 「人の可能性を最大化する」ことを軸に、bloom株式会社へ参画。 エグゼクティブコンサルタントとして コンサルティング業界・IT業界に特化したエージェントとして転職支援を行う。

    • Exective Consultant

      林 航平

      大学卒業後、新卒で旅行会社に入社。 コロナ禍の影響もあり、グループ会社のホテルや外部企業への出向を経験しました。その後、旅行業に復帰し、復帰からわずか1年で新店舗の立ち上げを担当、セールスチーフに昇進しました。
      出向中には多くの異業種の方と関わる機会があり、自身のキャリアや将来について深く考えるようになりました。そして「人」と関わる仕事に魅力を感じ、人材業界への転職を決意しました。
      転職に“正解”はないと思いますが、一人ひとりがより良い方向へ進めるよう、誠心誠意サポートいたします。

    • Exective Consultant

      島山 彰啓

      中央大学法学部卒業後、食品商社に入社。 全国を担当エリアとする営業部門に配属され、新規開拓・既存顧客の掘り起こしに注力し全社売上No.1を獲得。
      営業する際、お客様より常々【人不足】を耳にし、そういった方々のサポートをしたいという思いから当社に参画。 現在はエージェントとして営業の知見を活かした転職支援に強みを持つ。

    • Exective Consultant

      熊井 大輔

      熊本大学工学部を卒業後、大分県庁に入庁。
      住民の暮らしを向上させるため、土木・農業関連の予算編成や事業企画、施工管理、建設DXなどのインフラ整備に11年間従事。
      リクルーターやメンターを経験する中で、より個々人に寄り添ったサポートを担いたいと考え当社に参画。

    • Exective Consultant

      東原 郷

      ビジネスカレッジ卒業後、航空自衛隊の戦闘機パイロットとして実任務及び訓練に従事。
      数十億円規模の国家プロジェクトの先駆け2名のうちの1人として1年間のイタリア出張を経験。防衛白書への寄稿実績あり。
      国際交流や命の危険を伴う現場での後輩育成、国際共同訓練への参画を通じて、リーダーシップ及びリーダー人材の育成に関する知見を身に付ける。
      現在は突破力、主体性及びリーダーシップが必須なM&A仲介業界への転職に強みを持つ。

    • Exective Consultant

      別府 里咲

      滋賀大学を卒業後、SaaS企業に入社。カスタマーサクセスを経た後、Knowledge Managementとして、
      社内の営業効率化に向けた取り組みをしながら、新卒社員の人材育成も兼務。
      その後、BPaaS事業の立ち上げメンバーとして新規事業に参画し、他社のIRや役員会議資料作成を行う。
      現在はキャリアコンサルタントとして特にコンサルティング業界へのキャリアチェンジ、DX支援事業などの領域に強みを持つ。

    • Exective Consultant

      木村 圭吾

      関西学院大学卒業後、野村證券株式会社に入社。
      法人営業をメインに資産運用、相続対策、不動産、M&Aなど幅広く携わる。
      現在は当社のエグゼクティブコンサルタントとして主にコンサルタント業界、M&A業界、IT業界への転職支援に従事。

    • Exective Consultant

      森下 元貴

      法政大学卒業後、某セレクトショップへ新卒入社。主に営業、人事領域に関する知見を持ち、同期内でのトップセールス(23年度新人賞受賞)として活躍。
      現在は富裕層向けの提案型営業で培った傾聴力や自身の転職経験を活かし、短期視点でなく「求職者様に寄り添った提案がしたい」という思いから当社に参画。
      仕事が人生に与える影響は大きいと考えており、より豊かな生活を構築する為の一助になればと考えています。

    • Exective Consultant

      大久保 明咲

      健康相談、健康教育、子どもの相談、感染症対策、メンタルヘルス支援など人々の健康と福祉等にまつわる経験を経て現職。
      現職ではコンサルティング業界、SaaS業界、テクノロジー業界に強みを持つ。

    • Business Producer

      小林 航大

      慶應義塾大学卒業後、外国為替取引のプラットフォームを運営する国内金融企業に就職。
      採用業務をはじめとする人事、労務、総務業務に広く携わる。
      人事職を通じ、人々のキャリアにより深く関わりたいという思いからbloom株式会社に参画。
      現職ではコンサルティング業界へのキャリアチェンジ、Firm to Firmへの転職支援に強みを持つ。

    • Exective Consultant

      林 天音

      新卒でITコンサル・SIerとして入社し、主に給与計算システムの要件定義、設計から実装まで一貫して経験するとともに、PMOとしてプロジェクト参画も経験。
      その後、エージェント業においては、未経験toコンサル業界(エンジニア含む)へのご転職支援に強みを持つ。

    • Business Producer

      藤巻 寛継

      名古屋大学大学院を修了後、自動車部品メーカー(株式会社アイシン)に入社。
      システムエンジニアとして、ADAS(先進運転支援システム)製品の開発に従事したのち、bloom株式会社に入社。
      前職ではシステム要件定義、設計、評価とプロセスを一貫して担当すすると共に、プロジェクトリーダーとして最前線でプロジェクトを牽引。
      現在は、キャリアアドバイザーとして主にコンサルタント業界、M&A業界、IT業界への転職支援に従事。

    • Business Producer

      西巻 柚紀

      新卒でPR会社に入社し、立ち上げメンバーとして新規事業部へ配属され、主に新規法人営業/新規事業開発に従事。
      その後、上述に加え、インサイドセールスの立ち上げメンバーとして1年間の実務を経て現職に至る。
      エージェント業においては、コンサルティング業界へのご転職支援に強みを持つ。

    • Director

      梅村 玲於

      名古屋外国語大学卒業後、アイシン精機、ベイカレントコンサルティング、KDDIを経て当社に参画。
      主に製造・IT・コンサル業界に関する知見を持ち、並行して就活支援団体の立上げをリード。
      現在は当社のエグゼクティブコンサルタントして活躍をする傍ら、ゼネラルマネージャーとして所属コンサルタントの育成にも従事。

    • 代表取締役

      林 栄吾

      慶應義塾大学を卒業後、ベイカレント・コンサルティングに入社。コンサルタントとして業界を横断して新規事業戦略、AI・DXを活用した全社業務改革、等のプロジェクトに従事する傍ら、セールスとしてコアクライアントの開拓、採用責任者としてコンサルタントの採用に従事。
      現在でもエージェントとして特にコンサルティング業界へのキャリアチェンジ、Firm to Firm、ポストコンサルなどの領域に強みを持つ。

    Media

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    イベント・交流会

    イベント・交流会

    【SESキャリアパス交流会】オンライン/オフライン同時開催

    SES人材・年収アップの現実解|AIのリアルを知る。学ぶ。交流会 11月11日(火)に【SESキャリアパス交流会】を九段下、神保町にあるシェアオフィスBuD squareのラウンジで開催いたします。 《オフラインでご参加の方》 【開催日時】2025年11月11日(火)19:30〜21:30 【開催場所】東京都千代田区神田神保町3-27-7 Takebashi7 5F 神保町駅より徒歩4分、九段下駅より徒歩4分 Google Map:https://maps.app.goo.gl/H3xeTo5UmdKyHhGH6  【参 加 費】無料 【持ち物】名刺 オフライン予約フォーム: https://liff.line.me/2006263688-KVanajEB?liff_id=2006263688-KVanajEB&group_id=148559   《オンラインでご参加の方》 【開催日時】2025年11月11日(火)19:30〜21:00 【開催場所】オンライン開催:Google meet(ご予約いただいた方にURLをお送りいたします。) 【参 加 費】無料 ご参加時の、カメラのオンオフは任意とさせていただきます。 オンライン予約フォーム: https://liff.line.me/2006263688-KVanajEB?liff_id=2006263688-KVanajEB&group_id=148513   特定の企業や技術に偏らない「転職エージェント」という第三者的・俯瞰的なポジションから、IT市場全体を客観的にお話します。現場のエンジニアや一企業の人事からは見えにくい、市場全体のリアルな需給バランスや、今本当に評価されるキャリアの描き方を知ることができます。 ◇転職エージェントのCEOが語るIT人材のキャリアパス ・IT業界のトレンド ・IT人材の中期的なキャリアパス ・ITコンサルをはじめとするIT業界の転職事情   ◇CAIOが語る生成AIの最新トレンド ・ビジネス現場での活用事例・最新のAIトレンドをどう見るか? ・ぶっちゃけビジネスでどう活用されている? ・これからIT人材が身につけていくべき知識・技術   ■登壇者 <bloom株式会社 代表取締役CEO 林 栄吾> 慶應義塾大学卒業後、ベイカレント・コンサルティングを経て現職。 ベイカレント在籍には下記の業務に従事 リクルーティング:採用責任者として採用戦略策定から採用活動を実行 HR:組織の人事制度設計、及び人事評価 セールス:マネジメント層向けにコンサルティングサービスの提案を実施 デリバリー:新規事業策定、組織設計、AI活用等の戦略系プロジェクトに従事   <bloom株式会社 CTO兼CAIO 上山 卓真> 慶應義塾大学を卒業後、株式会社SELTECHに入社。 営業兼プロジェクトマネージャーとして、組み込み開発案件の推進に尽力。 その後、株式会社ARISE analyticsに参画。データサイエンティスト・AIエンジニア組織のマネジメントを担うとともに、データ・AIコンサルティング事業部門の副事業部門長を歴任。数多くのデータ・AI活用推進プロジェクトを手掛けた経験を活かし、現在はbloom株式会社のCTO兼CAIOとして、技術活用を横断的に推進し事業貢献を牽引している。   オフラインでご参加の方は、会場にて、 お菓子やおつまみ、ドリンク(アルコールを含む)をご用意しております。楽しく皆さまと交流できる場になればと思います🍻 オフライン予約フォーム :https://liff.line.me/2006263688-KVanajEB?liff_id=2006263688-KVanajEB&group_id=148559 オンライン予約フォーム: https://liff.line.me/2006263688-KVanajEB?liff_id=2006263688-KVanajEB&group_id=148513   過去イベントレポート🔗【開催レポート】未来のキャリアを拓く!IT人材交流会でAIとキャリアの最前線に迫る

    イベント・交流会

    第一印象が変わる!「369スーツ」着こなしセミナー&ビジネス交流会レポート

    「スーツの着こなしには自信がある」――そう思っていても、実は知らないうちに損をしているかもしれません。 2025年10月8日(水)、シェアオフィス BuD squareにて「369スーツビジネス交流会」が開催されました。完全紹介制のオーダーメイドスーツブランド「369(ミロク)スーツ」代表の中村武雄氏を迎え、ビジネスパーソンにとって重要な「見た目のプロデュース力」について学ぶセミナーです。 転職活動中の方や、キャリアアップを目指すビジネスパーソンにとって、第一印象は非常に重要。今回のセミナーで語られた内容を、求職者の皆さんにも役立つ形でレポートします。 なぜ今、スーツの着こなしが重要なのか ビジネスシーンにおいて、第一印象は数秒で決まると言われています。特に面接や商談など、初対面の場では「見た目」が与える影響は計り知れません。 中村氏は上場企業経営者や第一線で活躍するビジネスパーソンに"勝負の一着"を提供してきた経験から、「着こなしは単なるファッションではなく、ビジネス戦略の一部」と強調します。 実際、営業成績やキャリアの成否にも「見た目のプロデュース力」が直結するケースは少なくありません。転職活動においても、面接官に「この人と一緒に働きたい」と思わせる印象づくりは、スキルや経験と同じくらい重要な要素なのです。 🔗コンサル特化の転職エージェントが考える|自己PR、志望動機、ケース面接|コンサル転職成功のための心構え、自己分析の重要性 セミナーで学んだ着こなしの基本 スーツ選びの3つのポイント 色選びの基本 ビジネスシーンでは、ネイビーやチャコールグレーが定番。特に面接では、落ち着いた印象を与えるネイビーが推奨されます。業界や企業文化に合わせた色選びも重要です。 柄の使い分け 無地が最も汎用性が高く、転職面接にも最適。ストライプやチェックは、TPOを見極めて取り入れることで、個性を演出できます。 素材へのこだわり 季節感や着心地だけでなく、シワになりにくい素材を選ぶことで、常に整った印象をキープできます。 シャツ・ネクタイ・靴の正しい合わせ方 スーツ単体ではなく、全体のコーディネートが重要です。 シャツは白や薄いブルーが基本。襟の形や生地感にもこだわることで、顔周りの印象が大きく変わります。 ネクタイは、スーツとシャツとのバランスを考慮。柄の組み合わせや色のトーン、結び方によって、与える印象をコントロールできます。 靴は、黒の革靴が基本。磨かれた靴は細部への配慮を示し、信頼感につながります。 体型に合わせた着こなしのコツ どんなに高価なスーツでも、サイズが合っていなければ台無しです。肩幅、着丈、袖丈、ウエストなど、細部のフィッティングが印象を左右します。 369スーツでは、一人ひとりの体型に合わせたオーダーメイドを提案していますが、既製品でも適切なサイズ選びと補正で、見違えるほど印象が変わります。 見落としがちなビジネスマナー 着こなし以上に重要なのが、身だしなみの基本マナーです。 清潔感の徹底:シワ、汚れ、ほつれは論外 香りへの配慮:強すぎる香水は避ける 細部への気配り:爪、髪型、ヒゲの手入れ 姿勢と動作:スーツを着こなすには、立ち居振る舞いも重要 これらは、転職面接でも必ずチェックされるポイントです。 転職活動に活かせるポイント 今回のセミナーで学んだ内容は、転職活動中の方に特に役立つ要素が満載でした。 面接での印象戦略 面接では、話す内容だけでなく「どう見えるか」も評価対象です。適切なスーツの着こなしは、 誠実さと信頼感を演出 業界や企業文化への理解を示す 自己管理能力の高さをアピール といった効果があります。 交流会での学び セミナー後の交流会では、軽食とドリンクを楽しみながら、参加者同士が活発に意見交換。異業種のビジネスパーソンが集まり、それぞれの業界における着こなしの違いや、実際の経験談が共有されました。 まとめ:見た目のプロデュース力を磨こう 今回のセミナーを通じて、スーツの着こなしは単なる外見の問題ではなく、ビジネスパーソンとしての自己表現であり、戦略的ツールであることが明確になりました。 転職活動中の方にとって、適切な着こなしは面接官への最初のメッセージです。スキルや経験をアピールする前に、「この人と働きたい」と思わせる第一印象を作ることが、転職成功への第一歩となるでしょう。 コンサル業界へのキャリアチェンジを検討されている方は、🔗コンサルティングファーム特化転職エージェントのbloom株式会社にお問い合わせください。 ・ITや戦略、業務設計などの経験を活かしたい方 ・キャリアアップ・年収アップを目指したい方 ・未経験だけど思考力・成長意欲で勝負したい方 以下より完全無料相談のお問い合わせ可能です。 🔗–お問い合わせ–

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    【開催レポート】未来のキャリアを拓く!IT人材交流会でAIとキャリアの最前線に迫る

    2025年9月25日(木)、bloom株式会社はIT業界で活躍するプロフェッショナルの方々をお招きし、「IT人材交流会」を神保町のシェアオフィスBuD squareにて開催いたしました。 当日はたくさんの方々にご参加いただき、軽食やドリンクを片手に、IT人材のキャリア形成や最先端のAI活用事例について熱心な議論が交わされました。本レポートでは、大盛況のうちに幕を閉じた当日の様子をお届けします。 1. 志向性から描く、IT人材のキャリア形成の未来図 登壇者:bloom株式会社 代表取締役CEO 林 栄吾 最初のセッションでは、代表の林より「IT人材における志向性毎のキャリア形成」についてお話ししました。ベイカレント・コンサルティングでの採用責任者やコンサルタントとしての経験を踏まえ、変化の激しいIT業界で自身の市場価値を高め、主体的にキャリアを築くための視点や戦略を具体的な事例と共に紹介。 参加者からは、「IT人材のキャリアパスの話がよく理解できた」「自身のキャリアを見つめ直す良いきっかけになった」といった声が寄せられ、皆さまが自身の将来像を真剣に考えている様子が伺えました。 🔗ITコンサルタントに求められるスキル|技術、ビジネス、コミュニケーション能力|転職市場の状況 2. 実践事例から学ぶ、最先端AI/Tech活用のリアル 登壇者:bloom株式会社 CTO兼CAIO 上山 卓真 続いて、CTO兼CAIOの上山より「最先端AI/Tech活用事例」および「bloom株式会社でのAI活用事例」について、デモンストレーションを交えながら解説しました。データサイエンティスト・AIエンジニア組織のマネジメント経験を持つ上山が語るリアルな活用事例に、参加者の皆さまは熱心に耳を傾けていました。 特に、具体的なプロジェクトでいかにAI技術がビジネス貢献に繋がっているかの紹介は関心が高く、アンケートでも「AI活用事例の話が最も興味深かった」という回答が多数を占めました。 3. 参加者の声(アンケート結果より) 本交流会にご参加いただいた皆様から、貴重なご意見をいただきました。その一部をご紹介します。 交流会の満足度 まず、イベント全体の満足度については、実に75%の方が「非常に良かった」、25%の方が「良かった」と回答し、参加者全員からポジティブな評価をいただくことができました。 最も興味があった内容 セッション内容で最も興味が高かったのは、「AI活用・キャリア」に関するテーマでした。現代のIT人材にとって、技術の最前線と自身のキャリアプランニングがいかに重要な関心事であるかがうかがえます。 転職で重視するもの キャリアを考える上で重視する点について伺ったところ、「スキル向上・成長環境」(11票)が最も多く、次いで「年収」(9票)という結果になりました。参加者の皆様の、自身の成長に対する高い意欲が感じられます。その他、「働き方の柔軟性」や「会社の安定性・規模」といった回答もいただきました。 4. 交流会:新たな繋がりが生まれる時間 セッション後は、参加者の皆さまでの交流会を実施しました。アルコールや軽食を片手に、登壇者も交えて活発な意見交換が行われました。 参加者同士で名刺交換をしたり、自身のキャリアの悩みを相談したりと、会場の至る所で新たな繋がりが生まれていました。この場が、皆様の今後のキャリアにとって少しでもプラスとなれば、これほど嬉しいことはありません。 おわりに 改めまして、ご多忙の中ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。 bloom株式会社は、今後もIT業界で活躍する皆様のキャリアを支援するため、このような交流の場を定期的に設けていきたいと考えております。   ◇次回のイベント◇ ビジネススーツ”369スーツ”と知る着こなしの基本 369スーツビジネス交流会 【セミナー限定特典チケット:スーツ、ジャケット購入者にYシャツプレゼント】もあります!   【開催日時】2025年10月8日(水)19:30〜21:30 ※19:15〜受付開始 【開催場所】東京都千代田区神田神保町3-27-7 Takebashi7 5F 神保町駅より徒歩4分、九段下駅より徒歩4分 Google Map:https://maps.app.goo.gl/H3xeTo5UmdKyHhGH6 【参 加 費】無料     第一印象を劇的に変える!ビジネススーツの正しい着こなし方とマナー 「スーツの着こなしには自信がある」そう思っている方も、実は知らず知らずのうちに損をしているかもしれません。ビジネススーツの選び方から着こなしの基本、そして意外と見落としがちなマナーまで、あなたの印象をワンランクアップさせる秘訣を知ることが出来るセミナーです。   ・スーツ選びのポイント(色、柄、素材) ・シャツ、ネクタイ、靴の正しい合わせ方 ・ビジネスシーンにおける身だしなみとマナー   体型に合わせた着こなしのコツ 営業成績にも直結する「見た目のプロデュース力」を、この機会にぜひ習得してください。   ■登壇者 <株式会社 オウンスタジオ 代表 中村 武雄 様> 2006年創業、完全紹介制のオーダーメイドスーツブランド「369(ミロク)スーツ」代表・中村武雄。上場企業経営者や第一線で活躍するビジネスパーソンなど多くの顧客に“勝負の一着”を提供してきた経験から、「第一印象を劇的に変える装い」の重要性を提唱している。 スーツの仕立てだけでなく、着こなし・マナー・ビジネスシーンでの印象戦略までを指導し、営業成績やキャリアアップにつながる“見た目のプロデュース力”をサポートしている。   <bloom株式会社 代表取締役CEO 林 栄吾> 慶應義塾大学卒業後、ベイカレント・コンサルティングを経て現職。 ベイカレント在籍には下記の業務に従事 リクルーティング:採用責任者として採用戦略策定から採用活動を実行 HR:組織の人事制度設計、及び人事評価 セールス:マネジメント層向けにコンサルティングサービスの提案を実施 デリバリー:新規事業策定、組織設計、AI活用等の戦略系プロジェクトに従事   軽食とドリンク(アルコールを含む)をご用意しております。楽しく皆さまと交流できる場になればと思います🍻 予約URL:https://liff.line.me/2006263688-KVanajEB?liff_id=2006263688-KVanajEB&group_id=142586 ※予約画面に飛ばない場合、友だち登録後再度アクセスをお願いいたします。

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    業界研究

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    【キャリア戦略】年収1,500万への最短ルート?ITコンサルが今「PEファンド案件」と「ITデューデリジェンス」を狙うべき理由

    サマリー 資本と技術の交差点におけるキャリア・アービトラージ 日本のIT人材市場において、キャリアの「天井」を感じているプロフェッショナルは少なくありません。システムインテグレーター(SIer)や一般的なITコンサルティングファームにおいて、年収1,000万円の壁を突破することは比較的容易になりましたが、年収1,500万円〜2,000万円という「超・高所得層」への到達は、依然としてパートナー職や大手事業会社の執行役員など、極めて限られたポジションに留まっています。 しかし、2023年以降の市場動向を詳細に分析すると、エンジニアリングのスキルセットとファイナンスのロジックを掛け合わせることで、この壁を最短ルートで突破可能な「特異点」が存在することが明らかになりました。それが、プライベート・エクイティ(PE)ファンド周辺領域およびITデューデリジェンス(IT DD)の専門家としてのキャリアです。 本記事では、なぜ今、ITコンサルタントがM&A(合併・買収)の世界へピボット(方向転換)すべきなのか、その構造的な理由をマクロ経済、給与構造、そして実務内容の観点から徹底的に解剖します。2025年に向けて加速する「M&Aブーム」と「デジタル人材不足」の深刻なギャップこそが、IT専門家に金融業界並みの報酬をもたらす源泉です。読者は本稿を通じ、資本の論理で技術を評価する「ITデューデリジェンス」という業務の全貌と、そこに潜む高収益なキャリアパスの青写真を詳細に理解することになるでしょう。 マクロ環境分析:2025年M&A市場の沸騰とIT人材の枯渇 まず、このキャリアパスが一時的なブームではなく、構造的な需給ギャップに基づいた持続可能なものであることを確認するために、2023年から2025年にかけての市場環境を俯瞰します。 1 日本市場におけるM&Aの構造的増加 2025年現在、日本のM&A市場はかつてない活況を呈しています。この背景には、単なる企業の統廃合を超えた、不可逆的な社会構造の変化が存在します。 デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速と「時間を買う」戦略 COVID-19パンデミック以降、DXは企業の生存戦略そのものとなりました。しかし、伝統的な製造業、小売業、金融業などが自社でゼロからデジタル人材を育成し、システムを構築するにはあまりに時間がかかりすぎます。その結果、すでに技術と人材を持つIT企業を買収することで、時間を短縮しようとする動きが加速しています。特に2025年は「AIブーム」の加速に伴い、AI技術やデータセンター関連企業への投資が急増しており、これらの技術的価値を正しく評価できる専門家の需要が爆発的に高まっています。 後継者不足と中小企業の統合(Grand Succession) 日本の中小企業は深刻な後継者不足に直面しており、黒字廃業を防ぐための事業承継型M&Aが増加しています。ここで重要となるのが、買収後のPMI(Post Merger Integration:統合作業)です。異なるシステム、異なる企業文化を持つ中小IT企業を統合し、シナジーを生み出すためには、高度なIT目利き力と統合マネジメント能力が不可欠となります。 2 「SaaS」から「BPaaS」への投資トレンドの変化 IT業界への投資トレンドも変化しています。かつてはソフトウェアを提供するだけの「SaaS(Software as a Service)」が投資の王道でしたが、近年ではソフトウェアを用いて業務プロセスそのものを代行・自動化する「BPaaS(Business Process as a Service)」への注目が高まっています。 これは、投資家が「ツール」ではなく「成果(労働コストの削減)」を求めていることを意味します。したがって、ITデューデリジェンスにおいても、単にソースコードが綺麗か否かだけでなく、「このシステムによってどれだけの人件費が削減可能か」「業務フローにどう組み込まれているか」という、ビジネスとITの結合部分を評価できる能力が求められるようになっています。 3 クロスボーダーM&Aと地政学的リスク 円安や日本企業のグローバル展開に伴い、クロスボーダー(国境を越えた)M&Aも増加傾向にあります。ここでは、各国のデータプライバシー規制(GDPRやAPPIなど)への準拠状況や、オフショア開発拠点のセキュリティガバナンスなどが重大なリスク要因となります。英語力を持ち、グローバルなITガバナンスを評価できる人材は極めて希少であり、その希少性がそのまま報酬へと反映される構造となっています。 🔗ITコンサル転職|即戦力・マネージャー層不足?経験者の採用ニーズが高い状況?基本スキルとはどのようなものか? 年収1,500万円の経済学:PEファンドとFASの給与構造 「ITコンサルタント」という職種は同じでも、身を置く業界が「SIer/事業会社」か「PE/FAS(Financial Advisory Services)」かによって、年収のレンジは劇的に異なります。ここでは、その給与格差の実態とメカニズムを詳細に分析します。 1 業界別年収レンジの比較分析 以下の表は、各業界における主要な役職と年収の相場を比較したものです。一般的なITコンサルタントが年収1,500万円に到達するには、部長級やパートナー級への昇進が必要ですが、PE/FAS業界では中堅層(マネージャー・VPクラス)で到達可能であることがわかります。 2 PEファンドの報酬メカニズム:キャリーという「特異点」 PEファンドの年収が他業界と一線を画す最大の理由は、「キャリード・インタレスト(Carried Interest)」、通称「キャリー」の存在です。 ベース給与+ボーナス: これだけでも2,000万円〜3,000万円の水準に達しますが、これはあくまで「生活費」に過ぎません。 キャリード・インタレスト: ファンドが投資先企業を売却(Exit)し、利益が出た際に、その利益の一部(通常20%程度)が運用チームに分配される成功報酬です。これが数千万〜数億円単位になることがあり、PEファンドで働く最大の金銭的インセンティブとなっています。 外資 vs 日系: 外資系PEファンド(KKR、カーライル、ベインキャピタルなど)は、日系ファンド(JAFCOグループ、アドバンテッジパートナーズなど)に比べて給与水準がさらに高く、VPクラスで年収3,000万円を超えることも珍しくありません。 3 Big 4 FASの給与実態:確実な「1,500万」への入り口 PEファンドへの直接転職は、戦略コンサル出身者や投資銀行出身者(IBD)が中心であり、純粋なITバックグラウンドのみでの参入障壁は極めて高いのが実情です。そこで、現実的かつ最短のルートとして浮上するのが、**Big 4 FAS(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社やDTFA、KPMG、PwCアドバイザリー合同会社、EY)**のIT・デジタル部門です。 KPMG FASの事例: 業界内でも給与水準が高いことで知られる株式会社KPMG FASでは、平均年収が約1,521万円と報告されています。マネージャークラス(社会人6〜8年目相当)ですでに年収1,300万〜1,600万円のレンジに入り、シニアマネージャーになれば2,000万円に手が届きます。 業務内容と報酬の相関: コンサル部門と比較してFAS部門の年収が高い理由は、M&Aという「企業の売買」に関わる業務であり、取引金額が巨額であるため、アドバイザリーフィーも高額になるからです。この「資本に近い場所」に身を置くことこそが、年収アップの鉄則です。 4 ブティック系ファームという選択肢 Big 4以外にも、M&Aや事業再生に特化した「ブティック系」と呼ばれる少数精鋭のコンサルティングファームが存在します。 フロンティア・マネジメント株式会社、YCP、ドリームインキュベータなど: これらのファームは、Big 4に匹敵、あるいはそれ以上の年収水準(平均1,200万〜1,300万円強)を提示しています。 特徴: 特定の業界や機能(IT、財務など)に特化しており、大手よりも裁量が大きく、ハンズオン(常駐型)で経営深くに入り込むスタイルをとることが多いです。ITデューデリジェンスだけでなく、その後のPMIまで一気通貫で関わりたいエンジニアにとっては、魅力的な選択肢となります。 業務の全貌:ITデューデリジェンス(IT DD)とは何か 年収1,500万円に見合う価値を提供するためには、IT DDの実務を深く理解する必要があります。これは単なる「システム監査」ではありません。投資家の視点に立ち、「この会社を買うべきか」「いくらで買うべきか」「買った後にどう磨き上げるか」を判断するための、極めて戦略的な調査業務です。 1 IT DDの3つの核心的アジェンダ 投資家(PEファンドや事業会社)がIT DDコンサルタントに求めている答えは、以下の3点に集約されます。 Deal Breaker(買収破談要因)の発見 致命的なセキュリティホール、コンプライアンス違反、著作権侵害など、買収後に莫大な損害賠償リスクをもたらす要因がないか。 Valuation(企業価値評価)への反映 老朽化したシステムの刷新にいくらかかるか(CAPEX)。将来的なIT投資コストを見積もり、それを買収価格から差し引くための根拠を提示します。 Synergy & PMI(統合効果)の試算 買収側のシステムと統合することで、どれだけのコスト削減や売上向上が見込めるか。 2 IT DDチェックリスト詳解 実際の現場では、膨大な資料とインタビューを通じて、以下の項目を精査していきます。 A. インフラストラクチャ・アーキテクチャ サーバー・ネットワーク: オンプレミスかクラウドか。ハードウェアの保守期限(EOS/EOL)は迫っていないか。 スケーラビリティ: 事業計画(Business Plan)で描かれている「5年後の売上2倍」に耐えうるシステム基盤か。 BCP(事業継続計画): 災害時のバックアップ体制、データセンターの冗長化状況。 B. アプリケーション・システム 基幹システム(ERP/CRM): 導入時期、バージョン、カスタマイズの度合い。「塩漬け」にされたレガシーシステム(いわゆる「2025年の崖」問題)を抱えていないか。 ソースコード・知的財産(IP): 自社開発かベンダー持ち込みか。特に近年重要視されているのがオープンソースソフトウェア(OSS)のライセンス汚染です。GPLなどのコピーレフト系ライセンスが混入している場合、自社製品のソースコード公開義務が生じるリスクがあり、これはIT企業にとって致命的なDeal Breakerとなり得ます。 C. セキュリティ・ガバナンス 脆弱性診断: 過去のペネトレーションテスト結果。 情報漏洩リスク: 個人情報の管理体制、PマークやISMSの取得状況、GDPR対応。 サイバー攻撃: 過去のインシデント履歴と対応策の妥当性。ランサムウェア対策。 D. 組織・人員・コスト(隠れたリスク) IT投資の適正性: 売り手企業はEBITDA(営業キャッシュフロー)を良く見せるために、必要なIT投資を削減している場合があります(OPEXの過小評価)。この「見せかけの利益」を見抜くのが腕の見せ所です。 キーマンリスク: システムの仕様を理解しているのが「特定の1人の古株エンジニア」だけというケースは多いです。この人物が買収後に辞めた場合、システムがブラックボックス化するリスクを評価します。 ベンダー契約: ベンダーロックインの状況。買収によって契約解除(Change of Control条項)が発動し、ライセンス料が跳ね上がるリスクがないか。 3 プロセスの実際 IT DDは通常、以下のような過密なスケジュールで進行します。 キックオフ: 投資家、弁護士、会計士との顔合わせ。 情報開示請求(Request List): 売り手企業に対して欲しい資料のリストを送付。 デスクトップ調査: 開示された膨大な資料(VDR: Virtual Data Room)を読み込む。 マネジメント・インタビュー(Q&A): 売り手のCIOやIT部長に対して直接質問を行う。ここで「資料と現場の実態の乖離」を見抜く。 中間報告・最終報告: 発見事項(Finding)をリスクの度合い(高・中・低)で分類し、買収価格への影響額を算出してレポートにまとめる。 キャリア・トランスフォーメーション:エンジニアから「資本の参謀」へ SIerや事業会社のエンジニアが、この高年収領域に参入するためには、スキルセットとマインドセットの根本的な転換(トランスフォーメーション)が必要となります。 1 求められる「3つの断絶」の克服 M&Aの現場では、優秀なエンジニアであっても「使えない」と判断されることがあります。それは以下のギャップに起因します。 ①「正解」から「納得解」へのシフト エンジニアは「バグのない完璧なコード」や「止まらないシステム」を追求する傾向があります。しかし、IT DDでは「完璧な調査」は不可能であり、求められてもいません。限られた時間(通常2週間〜1ヶ月)の中で、「投資判断に影響を与える重要な事実(Materiality)」だけを抽出する能力が求められます。「細かいバグはあるが、ビジネスへの影響は軽微なので無視する」という、割り切りの判断力が不可欠です。 ②「技術言語」から「財務言語」への翻訳 PEファンドの担当者は金融のプロですが、ITは素人です。「Kubernetesのバージョンが古いです」と報告しても伝わりません。「コンテナ基盤の老朽化により、セキュリティリスクが高まっており、改修に5,000万円の追加投資が必要です。したがって企業価値から5,000万円減額すべきです」と、**金額換算(B/S、P/Lへのインパクト)**で語る必要があります。簿記2級レベルの知識や、EBITDA、CAPEX/OPEX、Working Capitalといった財務用語の理解は必須です。 ③「作る」から「評価する」への役割変更 自分でシステムを作ることに喜びを感じるエンジニアにとって、他人が作ったシステムの粗探しをし、Excelで表にまとめるだけのIT DD業務は、時に「退屈」で「虚しい」ものに映るかもしれません。泥臭い資料の読み込みや、クリエイティビティの低い事務作業も多いです。しかし、自分の分析一つで数十億円の金が動くダイナミズムにやりがいを見出せるかどうかが、適性の分かれ目となります。 2 「激務」の正体 FASやPE業界は高給ですが、その分激務であることは覚悟しなければなりません。KPMG FASの平均残業時間は月約70時間と報告されており、ディール(案件)の佳境には徹夜や休日出勤も常態化します。クライアントであるPEファンドは非常に要求水準が高く、納期遅れは許されません。ワークライフバランスを最優先したい人には不向きな環境です。 具体的な転職戦略:2025年に向けたアクションプラン では、実際にどう動けばよいのか。現状のキャリアステージに応じた具体的なロードマップを提示します。 1 ターゲット企業の選定 まずは「どこに入るか」が重要です。狙うべきは以下の3つのカテゴリです。 Big 4 FAS(デロイト トーマツ、KPMG、PwC、EY) 特徴: 案件数が圧倒的に多く、教育体制も整っています。ITコンサルからの転職者が最も多く、成功確率が高いルートです。特にKPMGやデロイト トーマツはIT/デジタル領域の採用を積極的に募集しており、狙い目のエージェント経由でも求人が多く見られます。 狙い目: 「Transaction Services」部門の中にあるIT専門チームや、「Digital」を冠したM&A支援チーム。 PEファンドの「ポートフォリオ・オペレーション」チーム 特徴: 投資銀行部門(IBD)出身者が占める「ディールチーム」への直接転職は難しいですが、投資先企業の価値向上を支援する「オペレーションチーム」や「バリューアップチーム」であれば、事業会社やコンサル出身のIT人材にも門戸が開かれています。 要件: コンサルティングファームでの経験に加え、ハンズオンでの変革実行経験が求められます。 IT系ブティックファーム 特徴: フロンティア・マネジメントやYCPなど。特定の領域に特化しており、少数精鋭で高年収。M&Aだけでなく、その後の経営改革まで深く入り込めるのが魅力です。 2 準備すべき「武器」 転職活動において有利に働く資格や経験は以下の通りです。 資格: 公認会計士(USCPA含む): 必須ではありませんが、持っていると「財務がわかるIT人材」として最強の差別化になります。 簿記2級: 最低限の財務リテラシーの証明として有効です。 情報処理安全確保支援士 / CISSP: セキュリティ監査能力の証明。 経験: 上流工程: 要件定義、IT戦略立案、PMO経験。プログラミングだけの経験では厳しいです。 見積もり・予算管理: 金額の感覚を持っていることが重要です。 マネジメント: チームを率いた経験。 3 職務経歴書の「見せ方」 職務経歴書では、「何を作ったか(What I built)」ではなく、「どうビジネスに貢献したか(Business Impact)」を強調します。 × 「Javaで基幹システムを開発しました」 ○ 「基幹システムの刷新プロジェクトをリードし、業務プロセスを標準化することで、年間運用コストを20%削減しました」 また、志望動機としては「年収アップ」を前面に出すのではなく、「経営に近い視点で企業の成長を支援したい」「事業承継という社会課題をITの力で解決したい」といった、FAS業界のミッションとの親和性をアピールすることがポイントです。 よくある質問:ITコンサルタントのPEファンド転職 ここでは、転職を検討する際によくある質問をまとめました。 Q1. 未経験でもPEファンドやFASへの転職は可能ですか? はい、可能です。ただし、「完全未経験」ではなく、システム導入やPMOなどのITコンサルティング経験、あるいは事業会社でのDX推進経験は必須です。M&Aの実務経験がなくても、ITの専門性が高く評価されるため、ポテンシャル採用の枠で募集されているケースが多くあります。 Q2. 転職に最適なタイミングはいつですか? 「30代前半まで」がひとつの目安です。マネージャークラスになると、ITスキルだけでなくM&Aのプロジェクトマネジメント能力が求められるため、アソシエイトやシニアコンサルタントとして入社し、現場で経験を積める20代後半〜30代前半が最も転職しやすいタイミングと言えます。もちろん、特定の技術領域(AIやサイバーセキュリティ)で卓越した知見があれば、シニア層でもチャンスはあります。 Q3. 英語力は必要ですか? 必須ではありませんが、あれば年収とキャリアの幅が大きく広がります。クロスボーダー案件が増加しているため、英語のドキュメントを読み書きできるレベル(TOEIC 800点前後)があると、選考で非常に有利になります。 リスクと「ダークサイド」への警告:転職後に後悔しないために 光があれば影もあります。このキャリアパスのリスクについても公平に記述しておきます。 1 「Excel職人」への幻滅 M&Aアドバイザリーの仕事は、華やかな戦略立案ばかりではありません。実態は、膨大なデータをExcelに入力し、財務モデルを微調整し、PowerPointの体裁を整えるという、地味で過酷な作業の連続です。「クリエイティブな仕事」を期待して入社すると、そのギャップに苦しむことになります。 2 「アドバイザー」の限界 あくまで「助言者」であり、決定権者はクライアント(投資家)です。自分が正しいと思う提言も、投資家の都合や政治的な理由で却下されることは日常茶飯事です。自分で手を動かして実装し、結果が出るまで見届けたいタイプの人にとっては、無力感を感じる瞬間があるでしょう。 3 キャリアの不可逆性 一度FASやPEの世界に入り、数年過ごすと、純粋な技術職(CTOやテックリード)に戻ることは難しくなります。技術のトレンドを追う時間がなくなり、コードを書くスキルが錆びつくからです。この道を選ぶことは、事実上の「エンジニア引退」と「ビジネスサイドへの完全移行」を意味することを覚悟すべきです。 まとめ:希少性への投資 年収1,500万円への最短ルート。それは、「ITの専門性」という武器を、「M&A」という金脈のある戦場で振るうことです。 2025年、AIブームとDX、そして人材不足が重なり合う日本の市場において、ITデューデリジェンスの需要はピークを迎えます。SIerでシステムの納期に追われる日々から抜け出し、企業の価値そのものを算定し、数十億円の投資判断を左右するプロフェッショナルへ。求められるスキルは高く、労働環境も過酷ですが、それに見合うだけのリターンは約束されています。 重要なのは、今すぐ動き出すことです。M&Aブームが続く今後数年間が、IT人材にとって最大の「売り手市場」であり、キャリアの非連続なジャンプアップを実現する千載一遇のチャンスなのです。転職エージェントに登録し、自分の市場価値を確認することから始めてみてはいかがでしょうか。 コンサル業界へのキャリアチェンジを検討されている方は、🔗コンサルティングファーム特化転職エージェントのbloom株式会社にお問い合わせください。 ・ITや戦略、業務設計などの経験を活かしたい方 ・キャリアアップ・年収アップを目指したい方 ・未経験だけど思考力・成長意欲で勝負したい方 以下より完全無料相談のお問い合わせが可能です。 🔗–お問い合わせ– 参考URL フロンティア・マネジメントの年収は高い?役職別・他社比較・転職成功のコツまで徹底解説! ITデューデリジェンスの目的・調査項目・進め方を初心者向けに解説【M&A成功の鍵】 PEファンド業界の年収相場|仕事内容や激務度と求められる人物像も解説 【2026年最新版】コンサルに必要な資格・有利な資格一覧|戦略・IT・FAS別のおすすめと選び方 KPMG FASの年収はいくら?役職別給与・年収偏差値も解説 ムービン コトラ(KOTORA) M&Aのデューデリジェンスとは?種類・流れ・期間をわかり易く解説 ●監修者 bloom株式会社 代表取締役 林 栄吾 慶應義塾大学を卒業後、株式会社ベイカレント・コンサルティングに入社。 事業戦略の策定・実行支援を中心としたコンサルティング業務に従事。 同社ではアカウントセールスマネージャーとして新規顧客開拓、メンバー育成を担う傍ら、採用責任者・人事責任者を歴任し、戦略コンサルティングと人事・採用の両面で豊富な実績を持つ。 独立後はbloom株式会社を設立。代表取締役として、コンサルティングと人事で培った知見を基に、不動産業および人材紹介業を統括している。

    業界研究

    未経験からコンサル業界へ|コンサルタントの種類と未経験者が狙い目の領域|なぜ今、未経験者の採用が増えているのか?

    サマリー 本記事は、2025年現在、空前の拡大を見せるコンサルティング業界への転職を検討する求職者に向けた、包括的かつ実践的なキャリアガイドです。国内コンサルティング市場が2兆円規模に達し、2030年に向けてさらなる成長が予測される中、業界は「経験者のみ」という狭き門から、意欲ある未経験者を広く歓迎する「ポテンシャル採用」へと大きく舵を切っています。 本稿では、なぜ今未経験者の採用が増えているのかという構造的背景を分析し、戦略系、総合系、IT系といったコンサルタントの種類の詳細な解説を行います。特に、未経験者が狙い目となる「PMO」「SAP導入」「SaaSコンサル」といった具体的職種について、その業務内容や求められるスキルを実務レベルで詳述します。また、転職成功率を高めるための資格戦略(中小企業診断士、MBA、PMP等)や、面接対策、職務経歴書の書き方、さらには「激務」というイメージを払拭する近年のホワイト化・健康経営への取り組みについても網羅します。 コンサルティング業界の市場規模と将来予測:2025年最新版 1 2兆円市場への到達と持続的な成長トレンド 日本のコンサルティング業界は、歴史的な転換点を迎えています。コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社の調査によれば、2023年度の国内コンサルティング市場規模はついに2兆円の大台を突破しました。この数字は、単なる業界の好況を示すだけでなく、日本企業の経営課題が複雑化し、外部の専門家による支援(サポート)なしには立ち行かない状況が常態化していることを示唆しています。 特筆すべきは、この成長が一過性のものではないという点です。2027年前後までは確実なプラス成長が予測されており、2030年度に向けても市場は拡大基調を維持すると見られています。この長期的な成長トレンドは、これから業界を目指す未経験者にとって極めて重要な意味を持ちます。市場が拡大しているということは、ポストが増え、教育への投資余力が生まれ、未経験者を受け入れる土壌が肥沃であることを意味するからです。 2 成長を牽引するドライバー:DXと実行支援 市場拡大の最大の要因は、デジタルトランスフォーメーション(DX)への需要爆発です。企業は従来のビジネスモデルをデジタル技術で刷新することを迫られており、戦略策定だけでなく、システムの導入から定着までを行う「実行支援型」のコンサルティングニーズが急増しています。 かつてコンサルタントの仕事は「戦略レポートを書くこと」が主流でしたが、現在は「クライアントと共に汗をかき、システムを動かし、業務を変えること」へとシフトしています。この変化こそが、未経験者の採用枠を広げる最大の要因となっています。なぜなら、実行フェーズにおいては、特定の業界知識や、営業・事務・製造などの現場経験を持つ人材の知見が、机上の空論ではないリアルな解決策を生み出すために不可欠だからです。 なぜ今、未経験者の採用が増えているのか? 「コンサルタント=選ばれしエリート」というイメージは、過去のものとなりつつあります。2025年現在、多くのコンサルティングファームが未経験者を「歓迎」し、大量採用を行っています。その背景には、以下の3つの構造的な理由が存在します。 1 慢性的なIT人材不足と「ポテンシャル採用」の拡大 DXプロジェクトの急増に対し、即戦力となるITコンサルタントの供給は全く追いついていません。そのため、各ファームは採用基準を変更し、「ITスキルは入社後に教える」という方針の下、論理的思考力やコミュニケーション能力といった基礎能力(ポテンシャル)を重視した採用に切り替えています。 特に20代から30代前半の層に対しては、前職の職種を問わず、学習意欲と成長可能性を評価して採用する傾向が顕著です。アンテロープキャリアコンサルティングのデータによると、戦略コンサルタントのような最難関ポジションであっても、0年〜3年の経験年数(つまり第二新卒や完全未経験)を対象としたポテンシャル採用枠が一定数設けられています。 2 「超上流」から「現場」まで:業務領域の多様化 コンサルティングの領域が、経営戦略という「超上流」から、現場の業務改善やシステム保守といった下流工程まで広がったことで、多様な人材が必要となりました。 例えば、システム導入プロジェクトにおいては、高度なプログラミング能力を持つエンジニアだけでなく、現場のユーザー(社員)に操作方法を教えたり、業務マニュアルを作成したりする役割も重要になります。こうした業務では、前職で「人に教える経験」や「マニュアル作成経験」を持つ人材が、IT未経験であっても即戦力として活躍可能です(okです)。 3 労働集約型ビジネスモデルのスケールメリット コンサルティングビジネスは、基本的には「コンサルタントの人数 × 単価」で売上が決まる労働集約型のモデルです。2兆円市場の需要に応えるためには、ファーム側はとにかく「人」を増やさなければなりません。大手総合系ファームを中心に、年間1,000人単位での採用が行われているのはこのためです。この「数」の論理が、未経験者にとっての入り口を大きく広げています。 🔗未経験からITコンサル、システムコンサルへの転職は可能?|成功するためのネットワーキング コンサルタントの種類と具体的な職種 未経験者がコンサルタントを目指す際、まずは業界の全体像と職種の種類を理解することが不可欠です。ここでは主要なファームの分類と、未経験者が特に狙い目となる具体的な職種について解説します。 1 総合系コンサルティングファーム 概要と特徴: 戦略立案からITシステム導入、業務アウトソーシング(BPO)までをワンストップで提供する巨大組織です。Big4(デロイト、PwC、KPMG、EY)やアクセンチュア、ベイカレント・コンサルティングなどが代表的です。これらの企業は多くが上場しているか、巨大なグローバルグループに属しており、安定した経営基盤を持っています。 未経験者のチャンス: 採用数が最も多く、教育制度も整っているため、未経験者が最初に目指すべき領域です。特に「ビジネスコンサルタント」や「ITコンサルタント」といった職種で、大量の求人が出ています。 2 戦略系コンサルティングファーム 概要と特徴: 企業の経営トップに対して、全社戦略やM&Aなどの重要課題を提言します。マッキンゼーやBCGなどが該当します。 未経験者のチャンス: 非常に狭き門ですが、20代の若手であればポテンシャル採用の可能性があります。ただし、極めて高い論理的思考力が求められるため、徹底した選考対策が必要です。 3 ITコンサルティングファーム・シンクタンク系 概要と特徴: IT戦略の立案やシステム導入支援に特化しています。株式会社野村総合研究所(NRI)や株式会社三菱総合研究所などのシンクタンク系も、システムインテグレーション機能を持っており、このカテゴリに含まれます。 未経験者のチャンス: エンジニア経験者はもちろん、ITへの興味・関心が強い未経験者も歓迎されます。入社後に技術研修が充実しているケースが多く、手に職をつけたい方におすすめです。 未経験者が狙い目の具体的な領域・職種 「コンサルタント」という肩書きでも、実際の仕事は様々です。ここでは、未経験者が特に採用されやすく、かつ前職の経験を活かしやすい3つの「狙い目」領域を深掘りします。 1 PMO(Project Management Office)コンサルタント 業務内容の解像度: PMOは、プロジェクトマネージャー(PM)の右腕として、プロジェクトの進行を「支援」する役割です。ITの専門知識よりも、「管理能力」と「調整能力」が問われます。 具体的なタスク例: 進捗管理: 「誰が」「いつまでに」「何を」やるのかをExcelや管理ツールで可視化し、遅れているタスクがあれば担当者をフォローします。 課題管理: プロジェクト内で発生した問題(バグ、仕様未決定など)をリスト化し、解決までの道筋を管理します。 会議運営: 会議のアジェンダ作成、ファシリテーション、議事録の作成を行います。 資料作成: ステークホルダーへの報告用PowerPoint資料を作成します。 未経験者が活かせるスキル: 営業事務でのスケジュール調整経験、チームリーダーとしてのメンバー管理経験、正確な事務処理能力などがそのまま活かせます。「ITは詳しくないが、段取りを組むのは得意」という方にとって、PMOはコンサル業界への最適な入り口です。 2 SAP導入コンサルタント 業務内容の解像度: 企業の基幹業務(会計、物流、人事など)を支えるERPパッケージソフト「SAP」の導入を支援します。SAPは多くの大企業で採用されており、その専門家は市場価値が非常に高いです。 モジュール(担当分野)と親和性: SAPは業務ごとに「モジュール」と呼ばれる機能群に分かれており、それぞれの業務経験者が優遇されます。 FI(財務会計)/ CO(管理会計): 経理・財務の実務経験者や、簿記資格保持者が歓迎されます。 SD(販売管理): 営業部門での受注・出荷プロセスの知識が活かせます。 MM(在庫購買管理)/ LE(物流管理): 資材調達や倉庫管理、物流部門での経験が活かせます。 HR(人事管理): 人事・労務・給与計算の経験が活かせます。 QM(品質管理)/ PS(プロジェクト管理): 製造業での品質管理業務やプロジェクト管理経験が活かせます。 キャリアの魅力: 特定のモジュールに精通することで、「代わりの効かない専門家」になれます。未経験からでも、前職の業務知識をテコにして、高単価なコンサルタントへと転身可能です。 3 SaaS導入・カスタマーサクセス(CS)コンサルタント 業務内容の解像度: クラウド型サービス(SaaS)を導入した顧客に対し、そのツールを使って成果を出してもらうための支援を行います。これは従来の「売り切り型」の営業とは異なり、顧客の成功(サクセス)に伴走する役割です。 具体的なタスク例: オンボーディング: 導入直後の設定支援や、操作説明会の実施。 活用コンサルティング: 顧客の業務フローを分析し、「もっとこう使えば効率化できる」という提案(Fit & Gap分析)を行う。 アップセル提案: より高度なプランや追加機能の提案を行う。 未経験者が活かせるスキル: 何よりも「コミュニケーション能力」と「顧客志向」が求められます。販売・接客業の経験や、法人営業の経験があれば、IT知識がゼロでも採用される確率は高いです(okです)。年収も、カスタマーサポート職からCS職へキャリアアップすることで、大幅な向上が見込めます。 未経験からの転職を成功に導く「資格」と「スキル」 「資格は必要ですか?」という質問はよくありますが、必須ではありません。しかし、未経験者が熱意と基礎知識を証明するために、資格取得は非常に有効な「対策」となります。 1 転職に有利な資格ベスト5(2025年版) 以下の資格は、コンサルティング業界において特に評価が高いものです。 2 求められるポータブルスキル 資格以上に重視されるのが、業界を問わず持ち運び可能な「ポータブルスキル」です。 論理的思考力(ロジカルシンキング): 複雑な事象を因数分解し、原因と解決策を構造的に考える力です。面接では「ケーススタディ」を通じて厳しくチェックされます。 ドキュメンテーション能力: PowerPointやExcelを用いて、情報をわかりやすく視覚化し、相手を説得する資料を作成する力です。PMOなどでは特に重視されます。 コミュニケーション能力(調整力): クライアントや社内チームメンバー、ベンダーなど、立場の異なる関係者の間に入り、合意形成を図る力です。単に「話がうまい」だけでなく、「聞く力」と「まとめる力」が必要です。 キャッチアップ力(学習意欲): コンサルタントは常に新しい業界、技術、法規制について学び続ける必要があります。未知の分野(専門外の分野)に対しても、好奇心を持って短期間で知識を吸収する姿勢が求められます。 選考対策:書類・面接・エージェント活用 コンサルティングファームの選考プロセスは特殊であり、一般的な事業会社と同じ感覚で挑むと失敗します。ここでの準備が合否を分けます。 6.1 職務経歴書の書き方:コンサル視点での「再定義」 職務経歴書では、これまでの実績をただ羅列するのではなく、「課題解決のプロセス」を記述する必要があります。 悪い例: 「営業として売上目標を達成しました。」 良い例: 「営業活動における成約率の低さを課題と捉え(課題特定)、顧客ヒアリングに基づくトークスクリプトの標準化を実施しました(施策実行)。その結果、チームの成約率が10%向上し、目標比120%を達成しました(成果)。」 このように、「課題(Problem)→ 解決策(Solution)→ 成果(Result)」のフレームワークで経験を記述することで、コンサルタントとしての適性をアピールできます。 6.2 面接対策:頻出質問と逆質問の極意 コンサルの面接では、以下のような質問が頻出します。 「なぜ今の会社ではなく、コンサルなのか?」: 現職への不満ではなく、「より広範な課題解決がしたい」「専門性を高めたい」といったポジティブな動機を論理的に説明する必要があります。 「なぜうちのファームなのか?」: 競合他社との違い(強みのある領域、企業文化、研修制度など)をリサーチし、差別化して答える必要があります。 「入社後にやりたいことは?」: 自分のスキルがどの領域(IT、人事、SCMなど)で活かせるかを具体的にイメージできているかが問われます。 逆質問(面接官への質問): 「特にありません」はNGです。「御社で活躍されている未経験入社の方の共通点は何ですか?」「現在注力されている○○のプロジェクトにおいて、私の××の経験は貢献可能でしょうか?」など、入社意欲とリサーチの深さを示す質問を用意しましょう。 6.3 転職エージェントの活用 コンサル業界の求人は非公開のものも多く、またファームごとに選考のポイントが異なります。コンサル業界に特化した転職エージェント(紹介会社)を利用することで、過去の面接データの共有や、書類の添削、ケース面接の模擬練習などのサポートを受けることが可能です。プロの視点を入れることで、内定率は格段に上がります。 年収・待遇・働き方:ホワイト化する業界環境 1 年収水準とキャリアパス コンサルティング業界の年収は、全業界平均と比較しても明らかに高水準です。未経験スタートであっても、成果次第で短期間での昇給が可能です。 アンテロープのデータによると、20代後半から30代のシニアコンサルタントクラスで年収800万円〜1,000万円を超えることも珍しくありません。また、固定給に加え、業績連動賞与の比率が高いファームも多く、個人の頑張りがダイレクトに報酬に反映される環境です。 2 「激務」は過去の話? 健康経営への取り組み かつては徹夜や長時間労働が当たり前と言われたコンサル業界ですが、現在は上場企業(プライム市場)を中心に、働き方改革が急速に進んでいます。 多くの大手ファームが「健康経営優良法人(ホワイト500)」に認定されています。例えば、PwC JapanグループやEYストラテジー・アンド・コンサルティング、三井不動産グループなどは、残業時間のモニタリング、リモートワークの推進、男性の育児休業取得促進など、従業員の健康と生活を守る制度を整備しています。 もちろん、プロジェクトの納期前など繁忙期には忙しくなりますが、「恒常的な長時間労働」は是正されつつあり、メリハリのある働き方が可能になっています。 結論:未経験からコンサルタントを目指す方へ 2025年の今、コンサルティング業界はかつてない変革と成長の只中にあります。市場規模は2兆円を超え、未経験者の採用枠は「超上流」の戦略から「現場」のIT導入まで、全方位に拡大しています。 未経験からの転職は、決して平坦な道ではありません。新しい知識を学び続ける姿勢、論理的に考え抜くタフさ、そしてクライアントの課題に向き合う誠実さが求められます。しかし、そこで得られるスキル、経験、そして年収は、あなたのキャリアを劇的に引き上げるものとなるでしょう。 成功のためのアクションプラン: 自己分析: 自分のこれまでの経験(営業、事務、開発など)が、コンサル業界のどの領域(PMO、SAP、SaaSなど)で「武器」になるかを棚卸しする。 情報収集: 興味のあるファームがどの分野(戦略、総合、IT)に強みを持っているか、上場しているか、などの企業研究を行う。 スキルアップ: 必要であれば、中小企業診断士や簿記などの資格学習を開始し、意欲を行動で示す。 プロに相談: 転職エージェントに登録し、自分の市場価値を客観的に把握する。 「自分には無理かもしれない」とあきらめる前に、まずは一歩を踏み出してみてください。業界は、あなたの挑戦を待っています。 あなたのキャリアを変える一歩を、戦略的に踏み出してください。中途採用の門戸は、準備ができている者に対して常に開かれています。 コンサル業界へのキャリアチェンジを検討されている方は、🔗コンサルティングファーム特化転職エージェントのbloom株式会社にお問い合わせください。 ・ITや戦略、業務設計などの経験を活かしたい方 ・キャリアアップ・年収アップを目指したい方 ・未経験だけど思考力・成長意欲で勝負したい方 以下より完全無料相談のお問い合わせが可能です。 🔗–お問い合わせ– 参考URL 「コンサル業界の市場規模と将来予測」 2024年最新版を公開|ついに2兆円の大台となった市場規模、27年前後まではプラス成長予測 | コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社のプレスリリース 2025年現在、コンサルが未経験者も大量採用している理由 未経験でも大丈夫!コンサルタントにおすすめの資格10選 - KOTORA JOURNAL 【2026年最新版】未経験からコンサルタントへ転職できる年齢・資格・スキル|徹底ガイド 【2025年最新版】コンサル業界に就職・転職するためにおすすめの資格15選! | ContactEARTH for Expert 【2025年12月最新版】コンサルタント系資格一覧|おすすめランキング PwC Japan有限責任監査法人、2年連続で「健康経営優良法人2024~ホワイト500~」に認定 EYSC「健康経営優良法人2024(大規模法人部門(ホワイト500))」に認定 | What's New 三井不動産 | 「健康経営優良法人2024(ホワイト500)」に8年連続で認定 未経験でPMO転職するために必要な準備とスキルを徹底解説! 東証プライムの総合コンサルティング業界の会社・企業一覧(全国)|Baseconnect 【2025年最新版 / 初心者向け】SAPモジュールとは?FI・CO・SDなどの概要やおすすめを紹介! | ContactEARTH for Expert ITコンサルタントの転職難易度は?|未経験からでも転職ができるのかを解説| | ASSIGNメディア 【在宅可|未経験OK】1500社導入のSaaSで顧客業務を変えるコンサルタントのキャリアを形成◎ 株式会社アール・アンド・エー・シー 【2025年最新】SaaS業界に未経験で転職するための完全ロードマップ ITエンジニアの面接でされる質問の回答例34選!逆質問例15選! 現役エージェントが教える!|SaaS面接で聞かれる『想定問答集16選』|SaasAgent 監修者 bloom株式会社 代表取締役 林 栄吾 慶應義塾大学を卒業後、株式会社ベイカレント・コンサルティングに入社。 事業戦略の策定・実行支援を中心としたコンサルティング業務に従事。 同社ではアカウントセールスマネージャーとして新規顧客開拓、メンバー育成を担う傍ら、採用責任者・人事責任者を歴任し、戦略コンサルティングと人事・採用の両面で豊富な実績を持つ。 独立後はbloom株式会社を設立。代表取締役として、コンサルティングと人事で培った知見を基に、不動産業および人材紹介業を統括している。

    業界研究

    「戦略」だけでは厳しい?コンサル業界のトレンドは「実行支援」と「生成AI」

    サマリー 2024年から2025年にかけて、コンサルティング業界はかつてない変革の時を迎えています。「戦略」のコモディティ化が進む一方で、クライアント企業が真に求めているのは、絵に描いた餅で終わらせない「実行支援」と、ビジネスのあり方を根底から覆す「生成AI」の実装です。かつてのような「きれいな戦略を描くだけ」のプロジェクトは減少し、現場に入り込んで汗をかく伴走型の支援や、最先端テクノロジーを活用した変革が主流となりつつあります。 本記事では、転職支援のプロフェッショナルである自社の視点から、業界の最新トレンド、求められる人材像、そして活況を呈する採用市場の裏側を徹底的に解説します。未経験からコンサル業界へ挑戦する方や、異業界での経験を活かしてキャリアアップを目指す方にとって、現在の市場は「超」がつくほどのチャンスを含んでいます。活況な「オープンポジション」の求人情報や、気になる年収ランキング、選考対策まで、求職者の方が知っておくべき情報を網羅しました。ぜひ、あなたのキャリア戦略の参考にしてください。 🔗「技術」から「戦略」へ。データサイエンティスト/AIエンジニアがITコンサルタントに転職する理由と、そこで開花する真の価値 「戦略」のコモディティ化とコンサルティングの構造変化 1 なぜ「戦略」だけでは価値が出しにくいのか かつて、コンサルティングファームの代名詞といえば「戦略」でした。明晰な頭脳を持つ少数のコンサルタントが、経営層に対して高尚な戦略を提示する「参謀」としての役割が花形とされていました。しかし、現在その構造は大きく変化しています。多くの求職者の方が抱く「コンサル=戦略」というイメージは、実態とは少しズレ始めているのです。 その最大の要因は、「知識の民主化」と「戦略のコモディティ化」にあります。かつては一部の専門家しか知り得なかった経営フレームワークや成功事例といった情報は、インターネットやビジネス書籍を通じて広く普及しました。これにより、一般的な戦略立案であれば、事業会社の優秀な経営企画部門や現場のマネージャーでも十分に立案可能なケースが増えています。 さらに、市場には類似する機能や品質を持つ商品・サービスが溢れ、製品の「モジュール化」が進んだことで、技術力だけで他社と差別化することが難しくなっています。このような環境下では、「どの山に登るか(What)」という戦略そのものの価値よりも、「どうやって登り切るか(How)」、そして「実際に登頂する(Do)」という実行フェーズの価値が相対的に高まっているのです。   2 クライアントが求める「実行支援」のリアル 現在、多くのコンサルティングファームで「実行支援」という言葉がキーワードになっています。これは、戦略策定後のシステム導入、業務プロセスの改善、現場への定着化までを一気通貫で支援するスタイルを指します。 例えば、製造業におけるサプライチェーン改革(SCM)の事例を見てみましょう。ある大手ファームでは、システムベンダーと連携し、製造実行システム(MES)の導入を通じてサプライチェーンの強靭化を支援しています。ここでは、単に「在庫を減らしましょう」と提案するだけでなく、グローバルな生産体制において現場のオペレーションがどう変わるべきか、システムがどう連携すべきかを詳細に設計し、現場への導入まで責任を持ちます。 また、DX(デジタルトランスフォーメーション)の文脈では、この傾向がさらに顕著です。戦略とITはもはや不可分であり、システムの構築・運用なしに絵を描くことは不可能です。クライアント企業は、慢性的なIT人材不足に悩んでおり、プロジェクトを推進できる「PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)」や、現場とITをつなぐ「ブリッジ人材」としてのコンサルタントを強く求めています。 生成AIがもたらす破壊的イノベーションと業務変革 1 コンサルティングファーム自体の変革 2023年以降の生成AI(Generative AI)の爆発的な普及は、コンサルティング業界そのもののあり方を変えようとしています。2024年、そして2025年に向けて、このトレンドは「導入支援」から「実益の創出」へとフェーズを移行しています。 PwC Japanグループなどの大手ファームは、生成AI専門のタスクフォースをいち早く組成し、事業化支援、導入支援、リスク管理支援の3つの柱でサービスを展開しています。コンサルタント自身の業務においても、市場調査や資料作成、議事録の要約といった定型業務はAIによって自動化されつつあります。これにより、コンサルタントはAIが生成したアウトプットを検証し、より高度な意思決定支援や、AIには代替できない「人間同士のコミュニケーション」に注力することが求められています。 2 業界別・生成AI活用の最前線 生成AIの活用は、単なる業務効率化のツールを超え、各業界のビジネスモデルそのものに影響を与えています。 3 日本企業における「コスト削減」への偏重と課題 調査によると、生成AIの活用目的において、日本企業と米国企業の間には明確な意識の差が存在します。米国企業が生成AIを「成長の原動力」や「顧客満足度向上」のために活用しようとしているのに対し、日本企業は「既存業務のコスト削減」や「工数削減」を重視する傾向があります。 ここに、コンサルタントとしての大きなチャンスがあります。クライアント(日本企業)の「コストを下げたい」という当面のニーズに応えつつ、そこから一歩踏み込んで「AIを使ってどうやって売上を上げるか」「新しいビジネスを創るか」という成長戦略を提示できる人材が、今最も市場価値が高いのです。 2025年 コンサル業界の転職・採用市場動向 1 採用は「拡大」から「安定成長」フェーズへ 数年前までの「採用バブル」とも言える無差別的な大量採用は一段落しましたが、コンサル業界の採用意欲は依然として旺盛です。2025年に向けては、より質の高い人材を求める「安定成長」のフェーズに入っています。 データを見ると、コンサルティング業界の在籍者数は2024年11月時点でも前年比プラス成長を維持しており、3月から11月にかけて約4,700名が増加しています。一時期採用を抑制していた大手総合ファームも、再び積極的な採用姿勢を見せています。 ただし、選考のハードルは決して低くありません。単に「人手が足りない」という理由での採用は減り、未経験であっても「論理的思考力」や「学習意欲」が高いポテンシャル層、あるいは特定の業界知見を持つ経験者が厳選して採用される傾向にあります。   2 年収・給与のトレンド:依然として高水準 コンサル業界への転職を検討する際、やはり気になるのは年収でしょう。業界全体の年収水準は依然として高く、特にM&Aアドバイザリーや戦略系ファームではトップクラスの報酬が提示されています。 以下の表は、最新のデータに基づくコンサルティング業界の平均年収ランキングの一部です。 総合系ファームやITコンサルタントであっても、事業会社と比較すれば高い給与水準です。未経験からの転職の場合、前職の年収を考慮しつつ、入社後の評価に応じて年収が急上昇するケースも珍しくありません。   3 「オープンポジション」求人の急増 最近の求人トレンドとして特筆すべきなのが、「オープンポジション」での採用です。これは、応募の段階で「〇〇コンサルタント」と職種を限定せず、選考プロセスを通じて本人の適性や希望を見極め、最適な部署やプロジェクトに配属するスタイルです。 オープンポジションのメリット: 未経験でも挑戦しやすい(未経験OK): 具体的なスキル要件が決まっていないため、「自分に何ができるかわからないが、コンサルに挑戦したい」という層にとって門戸が広いです。 キャリアの可能性が広がる: 自分では想定していなかった領域(例えば、営業経験を活かしたチェンジマネジメントや、人事経験を活かした組織人事コンサルなど)をファーム側から提案してもらえる可能性があります。 ミスマッチの防止: 選考の中でじっくりと相互理解を深めるため、入社後の「思っていた仕事と違う」というギャップを減らせます。 オープンポジションの注意点: アピールの難しさ: 専門スキルよりも「人物面」や「ポテンシャル」が重視されるため、志望動機や自己PRにおいて「なぜコンサルなのか」「自分の強みをどう活かすか」を言語化する能力が厳しく問われます。 配属の不確実性: 入社直前まで具体的な業務内容が決まらないことがあり、専門性を追求したい方には不安が残る場合もあります。 求職者に求められるスキルとマインドセット 1 未経験者に求められる「ポテンシャル」の正体 コンサルティングファームは未経験者(ポテンシャル採用)を歓迎していますが、そこで見ているのは「現時点での知識量」ではありません。重視されるのは「思考のプロセス」と「素養」です。 特にケース面接では、以下の3つのポイントが評価の分かれ目となります。 論理的思考力(ロジカルシンキング): 複雑な事象を構造化し、因果関係を整理して考える力。フェルミ推定(市場規模の算出など)やビジネスケースを通じて、答えのない問いに対して妥当な仮説を導き出せるかが見られます。 コミュニケーション能力: ここで言うコミュニケーションとは、単に流暢に話すことではありません。面接官(クライアント役)の意図を正確に汲み取り、フィードバックを素直に受け入れ、議論を発展させる「知的柔軟性」が重要です。 思考体力: プレッシャーのかかる状況下でも、諦めずに考え抜くスタミナです。 「本に書いてあるフレームワークをただ当てはめるだけ」「思いつきのアイデアを羅列するだけ」といった対応は、ケース面接で最も嫌われるパターンですので注意が必要です。   2 「英語」と「グローバル」、そして「リモート」 外資系ファームはもちろん、日系ファームであってもクライアントのグローバル展開を支援する案件が増えています。「英語力」は必須要件ではない求人も多いですが、ビジネスレベルの英語力(TOEIC 800点以上など)があれば「歓迎」されることは間違いありません。特にマネージャークラス以上を目指す場合や、海外オフィスとの連携が必要なプロジェクトでは、英語力がキャリアの天井を押し上げます。 また、働き方の面では「リモートワーク」が定着しています。ただし、プロジェクトのフェーズやクライアントの意向によっては、常駐や出社が必要なケースもあります。「リモート可」の求人であっても、対面でのコミュニケーションを重視する場面があることを理解しておく必要があります。   3 異業界の経験こそが武器になる 「コンサルタント=超エリート・高学歴」というイメージだけで萎縮する必要はありません。実は、事業会社での「泥臭い」実務経験こそが、今のコンサル業界では高く評価されます。 営業経験者: 顧客の懐に入り込む力、調整力、数字へのこだわりは、コンサルティング営業やプロジェクト推進において強力な武器になります。 人事担当者: 人的資本経営への関心が高まる中、人事制度設計やタレントマネジメントの知見を持つ人材は、組織人事コンサルタントとして即戦力です。 製造業・メーカー出身者: 工場の現場を知っている、サプライチェーンの実務経験があるという事実は、机上の空論ではないDX推進を行う上で極めて重要です。 IT・金融業界出身者: 言わずもがな、DXやフィンテック関連のプロジェクトで引く手あまたです。 転職活動における具体的なアクション 1 転職エージェントの活用 コンサル業界の選考プロセスは特殊であり、独力での対策は困難な場合があります。特にケース面接の対策や、各ファームの社風の違い(「Up or Out」が強いのか、協調性を重んじるのかなど)を理解するためには、業界に特化した転職エージェントや、グループ会社のエージェント機能を活用することを強くお勧めします。 エージェントは、表には出てこない「非公開求人」や、ファームごとの「面接でよく聞かれる質問」などの情報を持っています。   2 ターゲット業界の選定:総合、IT、戦略、ブティック 一口にコンサルと言っても、ファームによって強みやカラーは異なります。自分の志向に合わせてターゲットを選定しましょう。 総合系(Big4など): 戦略から実行、ITまでフルラインナップで提供。大規模案件が多く、多様なキャリアパスが可能。安定した基盤があり、トレーニング制度も充実しています。 戦略系: 少数精鋭で経営課題の最上流を扱いますが、最近ではデジタル部門を強化し、実行支援まで手掛けるケースが増えています。 IT系: テクノロジーを軸にした変革支援。現在の採用ボリュームゾーンであり、未経験からITスキルを身につけたい人にもチャンスがあります。 ブティック・特化型: 特定の業界(医療、再生エネルギー、製造業など)や機能(人事、SCM、M&A)に強みを持ちます。「専門」性を磨きたい人に適しています。   3 最後に 変化の激しい現代において、コンサルタントという職業は、常に新しい課題に直面し、自己成長を続けられる刺激的な環境です。「戦略」だけでなく「実行」と「テクノロジー」を武器に、クライアントの変革を支援する仕事は、社会に大きなインパクトを与えることができます。 「未経験だから」「自信がないから」と躊躇する必要はありません。今のコンサル業界は、多様なバックグラウンドを持つ人材を求めています。あなたのこれまでの「経験」が、コンサルタントとしての「活躍」の土台となります。 あなたのキャリアを変える一歩を、戦略的に踏み出してください。中途採用の門戸は、準備ができている者に対して常に開かれています。 コンサル業界へのキャリアチェンジを検討されている方は、🔗コンサルティングファーム特化転職エージェントのbloom株式会社にお問い合わせください。 ・ITや戦略、業務設計などの経験を活かしたい方 ・キャリアアップ・年収アップを目指したい方 ・未経験だけど思考力・成長意欲で勝負したい方 以下より完全無料相談のお問い合わせが可能です。 🔗–お問い合わせ– 参考URL コンサルティング業界におけるAI革命:2024年の実績と2025年への展望|ARK CONSULTING株式会社 生成AIからAIエージェントへ:2025年のAIトレンドを探る|CBA コンサルティングファームの在籍者数はどう変動している?2025年11月最新データで読み解く人材動向 | AXIS Insights オープンポジション転職成功のカギ:メリット・デメリットと攻略法を徹底解説 - xhours 2024年最新:生成AIを活用している企業 【2025年最新】コンサルの平均年収は高い?企業別、役職別に紹介 ケース面接とは?出題例・評価軸・対策法をまとめて解説【コンサル転職対策】 | マイビジョン 積極採用スタート/アクセンチュアオープンポジション - タレントスクエア 金融業務を生成AI活用で効率化:実務事例10選を紹介 | NOVEL株式会社 【2025年版】コンサルティング業界の採用動向は? | ハイクラス転職のフォルトナ アビーム/グローバルMESによるサプライチェーン改革事例を紹介 生成AIに関する実態調査2024 春 米国との比較 | PwC Japanグループ 生成AIに関する実態調査2024 春 オープンポジションとは?デメリットがある人と向いている人の違い | GeeklyMedia(ギークリーメディア) | Geekly(ギークリー) IT・Web・ゲーム業界専門の人材紹介会社 オープンポジションとは?中途採用におけるメリットと採用戦略の立て方 | 人材採用・育成 | コラム | 経営と人材をつなげるビジネスメディア「HUMAN CAPITAL サポネット」 コモディティ化の罠を回避せよ!ブランド戦略で競合と一線を画す秘訣 DX事例:製造業や小売業の成功事例に学ぶ取り組みとその効果 | Finch [フィンチ] 2025年上半期最新情報 世界のM&A業界別動向 | PwC Japanグループ ●監修者 bloom株式会社 代表取締役 林 栄吾 慶應義塾大学を卒業後、株式会社ベイカレント・コンサルティングに入社。 事業戦略の策定・実行支援を中心としたコンサルティング業務に従事。 同社ではアカウントセールスマネージャーとして新規顧客開拓、メンバー育成を担う傍ら、採用責任者・人事責任者を歴任し、戦略コンサルティングと人事・採用の両面で豊富な実績を持つ。 独立後はbloom株式会社を設立。代表取締役として、コンサルティングと人事で培った知見を基に、不動産業および人材紹介業を統括している。

    転職成功事例

    転職成功事例

    経営コンサルティングファーム会社への転職成功事例レポート|Kさん(56歳)男性

    前職:外資系コンサルティングファーム 転職後:経営コンサルティングファーム Kさん(56歳)男性 年収の変動 前職:1600万円 転職後:1440万円 2ヶ月で実現した、戦略領域への軸足シフト Kさんとの最初の出会いは、ご本人がご自身のキャリアの集大成として「より経営に近い場所で力を発揮したい」と強く願っていたタイミングでした。ITコンサルタントとして長年の実績を持ち、特に前職時代には28年にわたり技術畑で先端領域を牽引されてきた方です。 その後、外資系ファームを経て、次なる一手として選ばれたのが、経営戦略とDX実行を融合させた独立系の成長中コンサルティングファームでした。応募から内定まではわずか2ヶ月。3社のみの応募で、見事ご自身のビジョンにマッチした転職を実現されました。 🔗マネジメントコンサルティング会社 への転職成功事例|Nさん(31歳)男性 経営に関わる環境を求めて Kさんが転職先に求めた条件は、明確でした。 「これまで培ってきたITの知見をベースに、経営という高い視座から企業変革に携わりたい」 ご紹介したファームは、戦略コンサルタント出身の代表が率いる少数精鋭の独立系ファームで、マッキンゼー流の戦略思考と、買収したIT企業の技術力を融合した「最先端DX」を強みにしていました。 経営に関わるポジションであること、そしてご本人の知見をダイレクトに活かせる事業ドメインであることが、決め手となりました。 プレゼンテーションを通じて「未来の経営メンバー」としての存在感を伝える 今回の選考で特徴的だったのは、最終面接がプレゼン形式であった点です。 ご本人の豊富な経験を、ファームのビジョンとどう結びつけて語れるか。私たちエージェントはこの点に注目し、3回にわたるプレゼン資料のブラッシュアップ支援を行いました。 結果的に、プレゼン本番では、候補者としての資質だけでなく、「将来の経営メンバー」としての可能性を面接官にしっかりと届けることができたと感じています。 転職成功の要因と、これからのヒント 今回の転職成功の鍵は、以下の2点に集約されると思います。 「これまでの経験が、次の環境でどう活きるか」を言語化できたこと 「将来どんな役割を担いたいか」を、相手のビジョンと重ねて説明できたこと 特にKさんは、前職時代に手がけた大型案件の知見を、転職先でも即戦力として活かせることが明確だったため、候補者としての説得力が非常に強く、それが評価につながりました。 経営参画を見据えたシニア層の転職では「相互のビジョンの一致」が重要 今後、Kさんのように、専門領域に加え経営視点を持つベテラン人材が、新興系ファームの「経営幹部候補」として採用されるケースはますます増えていくと考えられます。 とはいえ、ポジションが経営寄りであるほど、企業側は候補者の「将来をどう描いているか」を重視します。そのため、候補者自身が明確なキャリアビジョンを持ち、それを企業の方向性とどう重ねられるかを整理する必要があります。 私たちエージェントは、そうした言語化やプレゼンの準備を共に行うパートナーとして、単なる求人紹介以上の価値を提供できると考えています。 最後に ― コンサル業界への転職をお考えの皆さまへ Kさんの事例は、キャリア後半でも遅すぎることは決してないという好例です。これまでの経験が、まったく新しい未来のための資産になる。そのためには、自分自身を深く掘り下げ、次のステージでどう輝くかを描くことが何より大切です。 私たちは、コンサルティング業界を知り尽くしたプロとして、あなたの次の一歩に伴走いたします。 ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。 コンサル業界へのキャリアチェンジを検討されている方は、🔗コンサルティングファーム特化転職エージェントのbloom株式会社にお問い合わせください。 ・ITや戦略、業務設計などの経験を活かしたい方 ・キャリアアップ・年収アップを目指したい方 ・未経験だけど思考力・成長意欲で勝負したい方 以下より完全無料相談のお問い合わせ可能です。 🔗– お問い合わせ –

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    総合コンサルティング会社へ転職成功事例|中国国籍Nさん(28)男性

    国公立大学院を卒業後、東証プライム上場のDX支援企業を経て、総合コンサルティング会社へ転職されたNさん(28歳・男性)の成功事例をご紹介いたします。 前職:東証P上場のDX支援企業 転職後:総合コンサルティング会社 Nさん(28歳)男性 中国国籍 日本語能力試験N1取得   年収の変動 ・前職:380万円 ・転職後:420万円 🔗マネジメントコンサルティング会社 への転職成功事例|Nさん(31歳)男性 初回面談の内容 初回の面談では、まずNさんが転職を希望される理由や背景を丁寧に伺いました。 Nさんは「今の職場ではキャリアの成長に限界を感じており、さらなるスキル向上や業務の幅を広げたい」という明確な想いをお持ちでした。次のステップに進むためには環境を変える必要がある、と強く感じていらっしゃいました。 応募企業数と選考状況 Nさんは合計5社にご応募され、2社の面接を受けられました。限られた企業数に絞り込み、しっかりと対策されたことが功を奏したと思います。 転職で重視していたポイント Nさんが重視されていたのは、成長機会の多さと業務の多様性でした。 また、企業文化やチームとの相性、自身のキャリアアップを後押ししてくれる環境も選定基準のひとつでした。 総合コンサルティング会社を選んだ理由 Nさんは前職でデータ分析の経験を積まれていましたが、もっと幅広い業界の課題解決に携わりたいとの想いから、総合コンサルティング会社を選ばれました。 経営改善や事業戦略といった領域でより多くの企業にインパクトを与えたいという志向がマッチし、またコンサルタントとしてのスキル・キャリアをさらに発展させられると感じたことが決め手となりました。 前職経験とその活かし方 前職では、データ分析、可視化業務、機械学習モデルの構築、通販サイト広告の改善やUXテストなどを担当されていました。 これらの経験は、コンサルティング会社での経営課題の解決や提案の場面で大いに活きると考えています。 転職活動中の不安とその解消法 Nさんは、特に「新しい業界でやっていけるのか」という不安を抱えていらっしゃいました。 そこで、私たちのサポートのもと、事前のリサーチや面接対策を徹底的に行い、自己のスキルを言語化することで不安を払拭されました。 キャリアパスの設計 キャリアパスについては、まずはデータ分析の経験を活かしながらエンジニアリングの知見も深め、その後はコンサルタントとして実績を積み、業界特化型の専門家やマネジメントポジションを目指すという設計をご提案しました。 転職成功の理由と心がけるべきこと Nさんの転職成功の理由は、自己分析をしっかり行い、自分の強みやスキルを明確にできたことにあります。 また、面接準備を通じて「何が企業に響くのか」を意識し、自信を持って自身の経験を語れるようになった点も大きかったです。 転職活動においては、企業の求めることを的確に把握し、準備を怠らないことが重要だと改めて感じました。 実施したサポート内容 私たちからは、まず職務経歴書の添削・ブラッシュアップを行い、さらに一次・最終の前に2回の模擬面接を実施しました。 ケース面接対策も含め、Nさんが本番でしっかり力を発揮できるようにサポートさせていただきました。 今後増えるキャリアチェンジと読者へのメッセージ Nさんのような、異業界へのキャリアチェンジを目指す方は今後も増えると考えています。 業界知識が不足していても、前職での経験や強みをどのように活かすかをしっかり言語化することで、転職の可能性は大きく広がります。 焦らず、自分に合った企業を見極め、準備を万全にして臨むことが転職成功の鍵です。これからチャレンジされる方も、ぜひご自身の可能性を信じて一歩踏み出してみてください。 マネジメントへの熱意を持ちながらも次のステップに迷われている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度コンサル特化エージェントbloom株式会社へご相談いただければと思います。 ITや戦略、業務設計などの経験を活かしたい方 キャリアアップ・年収アップを目指したい方 未経験だけど思考力・成長意欲で勝負したい方 以下より完全無料相談のお問い合わせ可能です。 🔗– お問い合わせ –

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    マネジメントコンサルティング会社 への転職成功事例|Nさん(31歳)男性

    前職:大手通信キャリア会社 転職後:マネジメントコンサルティング会社  Nさん(31歳)男性 年収の変動 ・前職:650万円 ・転職後:750万円+サインアップボーナス100万円 🔗電気通信事業者からマネジメントコンサルティング会社への転職成功事例 前職と転職後の変化 Nさん(31歳・男性)は、大手通信キャリアにて情報システム担当やPMO(Project Management Office:プロジェクト・マネジメント・オフィスの略で、企業や組織において、プロジェクトを円滑に進めるための支援を行う部署や体制のこと)としてご活躍されていました。 転職活動期間 転職活動期間は、わずか1か月というスピード感でした。 初回面談の内容 初回面談では、Nさんのこれまでのご経歴や意思決定の背景について深く伺いました。海外大学ご卒業後、飲食系大手企業への就職を経て、大手通信会社へとキャリアを歩まれたNさん。その転職の背景や、現職での業務内容、さらには今回の転職理由に至るまで丁寧にお話しいただきました。 応募企業数と重視したポイント Nさんがご応募された企業は4社。転職においては「マネジメントに対する熱い思いを体現できる環境」を最重要視されていました。 転職理由 大手通信キャリアでPMO業務に従事される中で、マネジメントへの熱意が高まったとのことです。ご自身の介在価値をより発揮できる場を求めて、マネジメントコンサルティング会社への転職を志望されました。 前職の経験の活かし方 前職では情報システム系の担当者、またPMOとしてプロジェクト推進に関わってこられた経験が、コンサルティング領域でも強みとして活かせると考えておりました。 転職活動中の不安とその解消 Nさんは、面接に対して不安をお持ちでした。ご自身の素晴らしくユニークな経歴を端的に伝えることに課題を感じていらっしゃったため、面接対策を3回以上実施し、さらに本番直前にはウォーミングアップ面談も行いました。その結果、平常心と自信を持って本番に臨んでいただくことができました。 キャリアパス設計 「できること」と「やりたいこと」をしっかりと言語化し、それらを総合的に踏まえた上で最適な企業をご提案しました。さらに、10年単位でのキャリア観を見据え、将来的なギャップや違和感が生じないかを確認しながら設計しました。 転職成功の理由とアドバイス 成功の理由は、ご本人の熱意を企業側に適切にお伝えできたことに尽きます。転職活動では「やりたいこと」「できること」をしっかり言語化し、ロジックと感情の両面から「この企業に入りたい」と思える会社を見つけることが大切です。そのためにも、エージェントには素直な気持ちやお考えを共有いただくことが重要だと考えています。 提供したサポート内容 レジュメ添削 面接対策(3回以上) 企業の人事担当者との密な連携 これらのサポートを通じ、Nさんの強みがしっかり伝わるよう伴走させていただきました。 今後の展望とメッセージ Nさんに内定をお伝えした瞬間は、エージェントとしても非常に感慨深いものでした。このようなケースを「増やすべき」だと感じています。求職者の皆様、企業様双方にとってのWin-Winのご縁をつなぐことこそ、エージェントの使命です。 マネジメントへの熱意を持ちながらも次のステップに迷われている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度コンサル特化エージェントbloom株式会社へご相談いただければと思います。 ITや戦略、業務設計などの経験を活かしたい方 キャリアアップ・年収アップを目指したい方 未経験だけど思考力・成長意欲で勝負したい方 以下より完全無料相談のお問い合わせ可能です。 🔗– お問い合わせ –

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