前職:不動産AM3年 → 海外で翻訳業務3年
転職後:外資系アセットマネジメント会社
Yさん(29歳/女性)
年収の変動
- 前職:550万円
- 転職後:1000万円
転職活動のスケジュールと戦略設計
Yさんの転職活動は、おおよそ半年のスパンでした。海外在住であったことから、帰国前に一度オンライン面談を実施し、スケジュール感や希望条件、キャリアの方向性を擦り合わせ。その3ヶ月後、帰国を目前に再度面談を行い、本格的な転職活動をスタートしました。
通信トラブルや時差の問題などもありましたが、柔軟に対応いただけた企業様のおかげもあり、実質2〜3ヶ月での内定となりました。
初回面談で大切にした「距離感と理解」
初回の面談では、同年代ということもありリラックスした雰囲気の中で雑談を交えながら、現地での生活状況や将来展望をヒアリング。単なるスキルの棚卸しではなく、「どういう働き方をしたいのか」「どんな環境を望んでいるのか」といった価値観に寄り添ったヒアリングを意識しました。
経験がどう評価されたのか?通訳業務とAMスキルの融合
Yさんは、海外大学にて大学学長の秘書や通訳・翻訳業務に従事されていました。日本語・英語の両言語で対外折衝に携わっていたご経験は、外資系AM企業でも即戦力として評価されるポイントでした。
また、不動産AM経験も3年と一定の実務知識を有していたため、「英語力 × AMスキル」の掛け合わせが非常にユニークかつ市場価値の高い人材として評価されました。
応募から内定までの選考プロセス
応募企業は5社。そのうち2社から内定を獲得されました。
Yさんにとって、海外からの応募というイレギュラーな事情もあったため、我々エージェント側では以下の支援を行いました:
- 候補者ニーズの即時把握と情報提供スピードの強化
- 企業側への状況共有(海外在住である点、通信環境の制約など)
- 時間調整やトラブル発生時のフォローアップ
- 面接対策における英語での想定質問アドバイス
転職の軸は「経験の活かし方」と「柔軟な働き方」
Yさんが特に重視されたのは、これまで培ってきた英語力やAM経験がしっかり活かせるかどうか、そしてワークライフバランスが柔軟な環境であるか、という点でした。
実際、応募された企業の選定もこの2点を基軸に行い、社風や働き方に対する懸念については企業側にも詳細を確認。その内容をYさんと共有することで、不安を払拭できたと感じています。
面接で高く評価された点
面接官から特に高評価だったのは、やはり英語力と不動産AMに関する理解の深さです。他候補者と比較しても、実務に対する視座の高さや、実践的なスキルが抜きん出ていたとのフィードバックをいただきました。
不動産金融特化のキャリア支援とは?
bloom株式会社では、不動産金融(ファンド)領域に特化したキャリア支援を行っています。
この分野は不動産業界の中でも「上流」に位置しており、そもそもどんなキャリアパスがあるのか分からないという方も多いのが実情です。
- 現在の市場価値の診断
- キャリア戦略の立案
- 業界・企業ごとの違いや働き方の実態
- 年収レンジの相場感
など、個別最適化された情報と戦略をご提供しています。
最後に
不動産業界を一度離れたご経験がある方の中には、戻ることに不安を抱えている方も多いかもしれません。しかし、Yさんのように語学力や業界経験を武器に、「理想の働き方」と「高年収」の両立を実現できるケースは確実に存在します。
「今の自分に価値があるのか分からない」「次のキャリアステップに悩んでいる」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたの“知らない強み”を一緒に言語化し、最適な道筋をご提案いたします。